J-POPのお手本のような楽曲を連発したユニット、『Every Little Thing』。
特に90年代後半の五十嵐充プロデュース時代の楽曲は、ビーイング系のバンドっぽいサウンドと小室ファミリーのダンスっぽいサウンドを見事に融合させた、ザ・J-POPでした。
そんなELTの全盛期を支えた五十嵐充は2000年に脱退。それ以降、ボーカルの持田香織とギターの伊藤一郎の二人による男女ユニット形式になり、現在に至ります。
今回は、『Every Little Thing』の楽曲、『Old Dreams』のレビューです。
※『Every Little Thing』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/Every Little Thing
『Old Dreams』の全体概要
基本情報
アーティスト | Every Little Thing |
曲名 | Old Dreams |
演奏時間 | 0:24 |
作詞 | – |
作曲 | 五十嵐充 |
編曲 | 五十嵐充 |
インスト曲。
演奏時間はわずか24秒と、アルバム『Time to Destination』収録曲の中で最も演奏時間の短い楽曲になっています。
『Old Dreams』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
Time to Destination | 4 |
2ndアルバム『Time to Destination』の4曲目に収録。
※『Old Dreams』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
アルバム『Time to Destination』に収録されている唯一のインスト曲。
演奏時間はわずか24秒ですが、前作『everlasting』収録の『micro stress』の演奏時間がなんと19秒でしたので、本作『Old Dreams』よりも短い楽曲がELTには存在することになります。
しかし、本作『Old Dreams』はオルゴールふうの音色のみで構成されていますので、楽曲のシンプルさという点では本作『Old Dreams』の方が『micro stress』より上のように思います。ただ、シンプルな楽器構成と短い演奏時間ながらも美しいメロディーが際立つ楽曲になっていますので、アルバムの中で全く存在感がないというわけではありません。
アルバム『Time to Destination』における本作『Old Dreams』の位置づけは、次曲『モノクローム』への繋ぎといったところでしょうかね。
繋ぎ先の楽曲である『モノクローム』の歌詞が学生時代を思い返すような内容になっていますので、いったん本作『Old Dreams』で過去にタイムスリップするような感じでしょうか。『Old Dreams』という曲名も、『モノクローム』の歌詞の内容とリンクしているように思います。
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『Old Dreams』収録アルバムレビューリンク
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