個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】ゴールデンボンバー/広がる世界

投稿日:2017年9月15日 更新日:

エアーバンドなる言葉を世に定着させた先駆者『ゴールデンボンバー』。

エアーバンドだけあって、演奏代わりの奇抜なパフォーマンスが目立ちますが、鬼才・鬼龍院翔による独特な視点の楽曲も魅力です。

このまま『女々しくて』の一発屋として消えていかないことを…願っています!

今回は『ゴールデンボンバー』の個別楽曲、『広がる世界』のレビューです。

※『ゴールデンボンバー』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ゴールデンボンバー

seven-sisters

『広がる世界』の全体概要

基本情報

アーティストゴールデンボンバー
曲名広がる世界
演奏時間6:43
作詞鬼龍院翔
作曲鬼龍院翔
編曲tatsuo & 鬼龍院翔

演奏時間は6分を超え、『ゴールデン・アルバム』収録曲の中では断トツの長さを誇っています。

『広がる世界』収録アルバム

アルバム名トラック#
ゴールデン・アルバム13

『ゴールデンボンバー』初のオリジナルアルバム、『ゴールデン・アルバム』の13曲目収録。

本作『広がる世界』が『ゴールデン・アルバム』の最終トラックになります。

※『広がる世界』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

バラエティ豊かな『ゴールデン・アルバム』を真面目に締めるという役割を持った1曲、『広がる世界』。

いいこと言ってますよ。”時間は有限だぞ”と、”無駄に消費するような時間はないだろ”と。

だらだらと会社員をやっている私には耳の痛い言葉です。休日に目覚まし時計を気にせずに眠るのが一番の楽しみなんですけど、本当に時間を無駄に消費した生き方をしていると思っています…。

そう思うと、『ゴールデンボンバー』って一生懸命生きてますよね。なんか表現は上からっぽくなって申し訳ないですけど。”K-POPが流行っているから”って『女々しくて』をK-POP風にアレンジしてみたり、”K-POPの次はC-POPが流行る!”なんてノリで全編中国語詞の『成龙很酷』を作ってみたり、一見ふざけているように見えますけど、”新しいことをしたい”って思いが根本には流れていると思うんですよね。

本当、だらだらと会社員をやっている私には輝いてみえます。こんなふうに生きることができたらなぁ…。

とまぁ、なんだかんだ言っとりますが、『ゴールデン・アルバム』を聴くときは『広がる世界』の一つ前の曲、『愛なんていらねいよ』まででストップさせちゃうことが多々あります。

…ごめんなさい。『広がる世界』、長いんですもん。

Amazonで試聴できます。

『広がる世界』収録アルバムレビューリンク

※『ゴールデンボンバー』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ゴールデンボンバー

-個別楽曲レビュー
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】GLAY/RHAPSODY

90年代後半、音楽業界の様々な記録を塗り替えていったモンスターバンド『GLAY』。 デビューが『X JAPAN』のYOSHIKIプロデュースだったこともあり、ヴィジュアル系というカテゴリーに分類される …

【個別楽曲レビュー】Every Little Thing/No limit

J-POPのお手本のような楽曲を連発したユニット、『Every Little Thing』。 特に90年代後半の五十嵐充プロデュース時代の楽曲は、ビーイング系のバンドっぽいサウンドと小室ファミリーのダ …

【個別楽曲レビュー】MALICE MIZER/月下の夜想曲

今や芸能人格付けチェックの常連というイメージが強い『GACKT』。その『GACKT』が在籍していたバンドが『MALICE MIZER』です。 音楽業界の中でも異端な扱いを受けがちなV系バンドですが、そ …

【個別楽曲レビュー】hide/EYES LOVE YOU

伝説のミュージシャン…その言葉が最も似合う日本人は、やはり『hide』ではないでしょうか。 カリスマバンド『X JAPAN』のギタリストというポジション、トレードマークの赤髪、ズバ抜けたセンス、そして …

【個別楽曲レビュー】L’Arc〜en〜Ciel/Perfect Blue

日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』! かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhyd …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。