2014年メジャーデビューの後、2015年に紅白歌合戦へ出演と、国民的なバンドへ成長していた矢先、例の不倫事件で世間のイメージが急降下してしまったバンド、『ゲスの極み乙女。』。
以降、あまり良くないイメージを払拭しきれないところはありますが、おしゃれなサウンドに乗せたラップとキャッチーなサビを持つ、当バンドの楽曲の魅力は色褪せません。
いつかもう一度、年末の晴れ舞台へ立つことはできるのか…!?
今回は、『パラレルスペック』の個別楽曲レビューです。
※『ゲスの極み乙女。』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ゲスの極み乙女。
『パラレルスペック』の全体概要
基本情報
アーティスト | ゲスの極み乙女。 |
曲名 | パラレルスペック |
演奏時間 | 4:33 |
作詞 | 川谷絵音 |
作曲 | 川谷絵音 |
編曲 | ? |
CMに採用された1曲。
『パラレルスペック』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
みんなノーマル | 1 |
『ゲスの極み乙女。』メジャー1stミニアルバム(インディーズも含めると3rdミニアルバム)『みんなノーマル』の1曲目に収録。
※『パラレルスペック』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
おしゃれなサウンドに乗せたラップを繰り出すAメロと、その後に現れるキャッチーなサビ!まさに『ゲスの極み乙女。』の真骨頂な1曲です。いいですねー。
イントロオープニングの”ジャッジャー”というギターコードの後に聴こえる、流れるようなピアノフレーズの段階から私の心は鷲掴みです。おしゃれだなーって。
ただ、その後、リズム隊が入った後の繰り返しフレーズは、慣れるまでちょっと時間がかかりました。今聴けばこの部分もおしゃれだなって思えるんですけど、初めて聴いたときは”なんだかダサいぞ”と思っちゃったんですね。
なにがそう思わせたのか、言葉では説明できないのが苦しいのですが、最初はそう思ったんです。
慣れるのに時間がかかったと言えば、2番Aメロもそうですね。1番のAメロとアレンジをガラッと変えるのは全然アリなんですけど、2番Aメロ冒頭の「ライライライ」っていうコーラスや「パラレルスペック」を繰り返すコーラスはやはり”なんかダサいぞ”と感じた部分です。
うん、正直に言うとこのコーラスについては、今でも”なんかダサいぞ”と思っています。少なくとも、カラオケで歌うことを躊躇うくらいにはダサいなと。
しかし、音楽って不思議で、何度も聴いていると、”ダサいのはダサいけど、悪くないかも”とも思えてくるんですよね。
歌うことには抵抗あるけど、聴く分には抵抗ない、むしろ味があると思えてくるという、そんな感じです。
『パラレルスペック』収録アルバムレビューリンク
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