日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』!
かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhydeの美貌によるカリスマ的な影響力もすごいものがありますが。
今回は『真実と幻想と』の個別楽曲レビューです。
※『L’Arc〜en〜Ciel』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/L’Arc〜en〜Ciel
『真実と幻想と』の全体概要
基本情報
アーティスト | L’Arc〜en〜Ciel |
曲名 | 真実と幻想と |
演奏時間 | 5:22 |
作詞 | hyde |
作曲 | ken |
編曲 | L’Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano |
『真実と幻想と』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
ark | 9 |
QUADRINITY 〜MEMBER’S BEST SELECTIONS〜 (Disc 3 ken best) | 5 |
TWENITY (1997-1999) | 13 |
オリジナルアルバム『ark』の9曲目に収録。
『QUADRINITY 〜MEMBER’S BEST SELECTIONS〜』にはken作曲の代表曲として収録されています。
※『真実と幻想と』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
ラルクの6thシングルに『Lies and Truth』という楽曲があります。こちら、直訳すれば”嘘と真実”という意味。本作『真実と幻想と』に似た曲名なのですが、作曲者がどちらもkenであること以外、『Lies and Truth』と『真実と幻想と』との間に関連は無さそうです。
ちなみに、『真実と幻想と』に使われている”真実”という言葉ですが、”幻想”との対比であることを考えると、英単語で言えば”Truth”ではなく、”現実”という意味を持つ“Reality”の方が近いかもしれません。曲名をまるごと英訳すれば、”Reality and Fantasy”といったところでしょうかね。
本作『真実と幻想と』、アルバム『ark』収録の非シングル曲の中ではベストアルバム収録回数が多く、アルバム『ark』の目玉作品的な立ち位置なのかもしれません。
特に、名曲を量産してきたkenが、自身の作曲した楽曲から選んで作成するベストアルバム『QUADRINITY』に本作『真実と幻想と』を採用していることからも、それが伺えます。
確かに、ピアノとバンドサウンドがシリアスに絡み合う楽曲で、ラルクの持つ幻想的なロックバンドというイメージを象徴している感じもします。
個人的には、アルバム『ark』はシングル曲が目立つ作品だという印象を持っていますが、本作『真実と幻想と』はアルバム『ark』の中でも聴きごたえのある非シングル曲の一つだと思っています。
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『真実と幻想と』収録アルバムレビューリンク
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