『the brilliant green』はもっと評価されるべき!!
UKロック風のバンドサウンドとアンニュイなのにメルヘン感のある川瀬智子のボーカルの絶妙な組み合わせは唯一無二です!
そんな『the brilliant green』のメンバ構成は女性ボーカルとベースの2人組となっています。元々は3人組でしたが、2010年にギターが脱退して今の形になりました。
今回は、『the brilliant green』の個別楽曲、『BYE! MY BOY!』のレビューです。
※『the brilliant green』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/the brilliant green
『BYE! MY BOY!』の全体概要
基本情報
アーティスト | the brilliant green |
曲名 | BYE! MY BOY! |
演奏時間 | 3:26 |
作詞 | 川瀬智子 |
作曲 | 奥田俊作 |
編曲 | the brilliant green |
9thシングル。アルバム『TERRA2001』からのシングルカット。
1stシングルの『Bye Bye Mr.Mug』、2ndシングルの『goodbye and good luck』、そしてこの『BYE! MY BOY!』と、『the brilliant green』のシングル曲名には”Bye”という単語が頻繁に使われています。
『BYE! MY BOY!』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
TERRA2001 | 1 |
complete single collection ’97-’08 | 9 |
2ndアルバム『TERRA2001』の1曲目に収録。
※『BYE! MY BOY!』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
…グレてます!!
一つ前のシングル『CALL MY NAME』で弾けたかと思ったら、今作『BYE! MY BOY!』ではとうとうグレてしまいました…!
これまでUKロック風サウンドを基本に独特の雰囲気作りをしてきた『the brilliant green』ですが、今作は歪んだギターと縦ノリのリズムで不満をぶつけるようなパンクな曲に仕上がっています。
しかし、川瀬智子のアンニュイなのにメルヘン感のあるボーカルが乗ることで、ありふれたパンクソングに収まっていないところがおもしろいです。サビの歪んだギターと縦ノリの中で聴こえるハモリなんか、駄々をこねているけど憎めない女の子みたいで、なかなかの中毒性があります!
どこかのガールズバンドがカバーしてくれないかなぁ、なんて思います。
そのときは、本家同様、家出した少女みたいに、媚びない演奏をしてほしいですね。
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『BYE! MY BOY!』収録アルバムレビューリンク
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