個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】GARNET CROW/永遠を駆け抜ける一瞬の僕ら

投稿日:2018年4月7日 更新日:

2013年、惜しまれながらも解散した『GARNET CROW』。

女性のボーカルとキーボード、男性のギターとキーボードという4人構成で活動していました。

メンバーが楽曲制作に携わる場合、ボーカルが作詞を担当するケースが多いのがJ-POPですが、『GARNET CROW』はキーボードのAZUKI七が作詞し、ボーカルの中村由利は作曲を担当しています。『GARNET CROW』特有とも言える、少し変わった役割分担ですね。

今回は、アルバム『Crystallize 〜君という光〜』の7曲目、『永遠を駆け抜ける一瞬の僕ら』のレビューです。

※『GARNET CROW』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/GARNET CROW

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『永遠を駆け抜ける一瞬の僕ら』の全体概要

基本情報

アーティストGARNET CROW
曲名永遠を駆け抜ける一瞬の僕ら
演奏時間4:15
作詞AZUKI七
作曲中村由利
編曲Miguel Sá Pessoa & 古井弘人

時々『GARNET CROW』の編曲に携わっているMiguel Sá Pessoa(ミゲル・サ・ペソア)。アルバム『Crystallize 〜君という光〜』の中では本作『永遠を駆け抜ける一瞬の僕ら』のみの登場です。

曲名に出てくる「永遠」の読みは”えいえん”ではなく”とわ”。

『永遠を駆け抜ける一瞬の僕ら』収録アルバム

アルバム名トラック#
Crystallize 〜君という光〜7
Best (Disc 2)5

オリジナルアルバム『Crystallize 〜君という光〜』の7曲目。

※『永遠を駆け抜ける一瞬の僕ら』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

曲名に「駆け抜ける」とか「一瞬」なんて言葉が入っているので、疾走感のある楽曲を期待してしまいますが(私だけ?)、実態はミディアムテンポな楽曲。

『GARNET CROW』側には”曲名で騙してやろう”なんて意図はないでしょうから、私の早とちりです。

本作『永遠を駆け抜ける一瞬の僕ら』はおしゃれなピアノが心地いいですね。

このピアノの音に地中海の晴れた空を連想します。歌詞中にそんなワードは出てこないんですけどね。おだやかでカラッとした地中海の雰囲気を感じる、そんなアレンジです。

歌詞を見ておもったのですが、2番Aメロの歌詞、「偉大」と書いて「すき」と読ませているんですね。作詞担当のAZUKI七は、こういった普通にはない読ませ方をすることが多いのですが、「偉大」と書いて「すき」と読むというのは…かなりぶっ飛んでませんか!?

一見しただけでは読み方がわからないという意味で、キラキラネームならぬ、キラキラリリックとでも呼びたいレベルです 笑。

『永遠を駆け抜ける一瞬の僕ら』収録アルバムレビューリンク

※『GARNET CROW』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/GARNET CROW

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。