伝説のミュージシャン…その言葉が最も似合う日本人は、やはり『hide』ではないでしょうか。
カリスマバンド『X JAPAN』のギタリストというポジション、トレードマークの赤髪、ズバ抜けたセンス、そして若くして迎えてしまった死…。
『hide』を聴いたことがある人なら、おそらく誰しも思ったんじゃないでしょうか、”今も生きてたら、どんなことして楽しませてくれてたんだろう”って。
今回は、個別楽曲『ATOMIC M・O・M』のレビューです。
※『hide』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/hide

『ATOMIC M・O・M』の全体概要
基本情報
アーティスト | hide |
曲名 | ATOMIC M・O・M |
演奏時間 | 2:37 |
作詞 | hide |
作曲 | hide |
編曲 | hide |
アルバム『PSYENCE』のインスト楽曲その4。
『ATOMIC M・O・M』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
PSYENCE | 16 |
オリジナルアルバム『PSYENCE』の16曲目に収録。
本作『ATOMIC M・O・M』がアルバム『PSYENCE』の最終トラックです。
※『ATOMIC M・O・M』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
曲の開始とともに始まる不気味な機械音。これはモーターの回転する音でしょうかね。何かを製造しているような、そんな様子に聴こえます。
曲名の『ATOMIC M・O・M(アトミックマム)』は発音からして”atomic bomb(アトミックボム)”を意識しているでしょうから、”何か危険なものを製造しているのかな”と考えてしまいます。
1分ほど機械音が流れた後、オペレータらしき人が「P・S・Y・E・N・C・E correct」と発して機械音が止まります。
その後、笑い声のリピートが入り、#1や#12で流れた『PSYENCE』のテーマソング(?)が始まります。
本作『ATOMIC M・O・M』がアルバム『PSYENCE』の最終トラックになるわけですが、#1と同じ楽曲を最後に持ってくるなんて、まるで映画のエンディングのような締め方ですよね。
上述の通り、かなり前衛的な構成の楽曲なので、本作『ATOMIC M・O・M』だけをサーチして聴くというのは、正直めったにないです。
ただ、アルバム『PSYENCE』の最終トラックである『ATOMIC M・O・M』には、リスナーの頭の中に架空のエンドロールを描くという重要な役割があるのもまた事実です。
是非アルバム『PSYENCE』を最初から最後まで通して聴いてみてください。本作『ATOMIC M・O・M』がいい仕事していますよ 笑。
Amazonで試聴できます。
『ATOMIC M・O・M』収録アルバムレビューリンク
※『hide』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/hide