個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】ZONE/恋々・・・

投稿日:2018年9月17日 更新日:

“バンド”でも”アイドル”でもない“バンドル”という新しいジャンルで活動を始めた4人組グループ『ZONE』。

途中で本当に楽器を演奏し始めたため、いわゆる”ガールズバンド”になっていったわけですが、デビュー当時の”楽器を演奏するフリをして踊る”というバンドルスタイルは後年『ゴールデンボンバー』が開拓したエアーバンドの元祖だったのでは…と、今になって思います。

今回は、『ZONE』の楽曲、『恋々・・・』のレビューです。

※『ZONE』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ZONE

cherry-tree

『恋々・・・』の全体概要

基本情報

アーティストZONE
曲名恋々・・・
演奏時間4:09
作詞町田紀彦
作曲町田紀彦
編曲HIKARI

『true blue』と両A面の9thシングル。

『恋々・・・』収録アルバム

アルバム名トラック#
N11
E 〜Complete A side Singles〜 (Disc 1)10

3rdオリジナルアルバム『N』の11曲目に収録。

※『恋々・・・』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

本作の『恋々・・・』という曲名、”れんれん”と読みます。

普段耳にしない言葉ですので、この曲のために用意された造語かと思いきや、「恋々」という言葉は辞書に存在する、れっきとした日本語の一つなのです。今回この記事を書くにあたって調べて初めて知りました。

“未練”や”執着”の強い想いといった意味があるようです。勉強になりました。

本作『恋々・・・』の特徴はなんといっても和の雰囲気ですかね。

イントロなしで飛び込んでくるサビのメロディーがとにかくオリエンタル。曲の一発目で和の雰囲気を醸し出しており、”この楽曲の個性はですよ”と冒頭から教えてくれます。

そんなオリエンタルなメロディーが印象的ですが、ところどころ微かに聴こえる左チャンネルのパーカッションも和っぽいです。さりげない演出ですが、この左チャンネルのパーカッションが和の雰囲気をより色鮮やかにしているものと思われます。

それから、サビのハモリも『ZONE』にしては珍しい試みではないでしょうか。

『ZONE』はメンバー全員がボーカルを取れるので、サビをユニゾンする(複数人が同じ音程で歌う)手法は多々ありましたが、本作『恋々・・・』ではユニゾンではなくハモリになっているのです。このハモリ、けっこうキレイでいい感じ。

せっかくメンバー全員が歌えるので、本作『恋々・・・』のようにどんどんハモリを入れていけばいいのに…と思います。

まぁ、すでに『ZONE』は解散しており、当時のメンバーもほとんど芸能界にいないようなので、今となってはいろんな意味で叶わない注文になってしまったわけですが。。。

Amazonで試聴できます。

『恋々・・・』収録アルバムレビューリンク

※『ZONE』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ZONE

-個別楽曲レビュー
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】the brilliant green/I’m In Heaven

『the brilliant green』はもっと評価されるべき!! UKロック風のバンドサウンドとアンニュイなのにメルヘン感のある川瀬智子のボーカルの絶妙な組み合わせは唯一無二! 解散したわけではな …

【個別楽曲レビュー】JUDY AND MARY/Over Drive

女性ボーカルに男性楽器隊という編成で平成の日本音楽史に数々のヒットソングを送り込んだバンド『JUDY AND MARY』。 1993年のメジャーデビュー後、6枚のオリジナルアルバムを残して2001年に …

【個別楽曲レビュー】GARNET CROW/君の家に着くまでずっと走ってゆく

2013年、惜しまれながらも解散した『GARNET CROW』。 女性のボーカルとキーボード、男性のギターとキーボードという4人構成で活動していました。 丁寧に作りこまれたポップソングが『GARNET …

【個別楽曲レビュー】PIERROT/脳内モルヒネ

宗教的なカリスマ性と中毒性のある歌詞・サウンドで多大な信者を生み出したバンド『PIERROT』。 アンダーグラウンドで知的で過激。当時の10代リスナーはある種の選民思想を抱きながら『PIERROT』の …

【個別楽曲レビュー】LUNA SEA/Ray

2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。 後世に与えた音楽的影響度もさることながら、ファンのことを“SLAVE&#822 …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。