2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。
再始動前の2009年、『LUNA SEA』のリードギターを担当するSUGIZOがHIDEの後継として『X JAPAN』に加入したことも大きな話題になりました。ヴィジュアル系の歴史を作った2大バンド両方に席を持つって、冷静に考えるとすごいことです。
今回は、『LUNA SEA』の楽曲、『MOTHER』のレビューです。
※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA

『MOTHER』の全体概要
基本情報
| アーティスト | LUNA SEA |
| 曲名 | MOTHER |
| 演奏時間 | 5:19 |
| 作詞 | LUNA SEA |
| 作曲 | LUNA SEA |
| 編曲 | LUNA SEA |
5thシングル。本楽曲と同名のアルバム『MOTHER』からのシングルカット。
『MOTHER』収録アルバム
| アルバム名 | トラック# |
| MOTHER | 10 |
| SINGLES (Disc 1) | 5 |
| SLOW | 6 |
| LUNA SEA COMPLETE BEST (Disc 1) | 5 |
| LUNA SEA 25th Anniversary Ultimate Best -THE ONE- (DISC 1) | 9 |
オリジナルアルバム『MOTHER』の10曲目に収録。本作がアルバム『MOTHER』のラストトラックです。
アルバム『MOTHER』を除いてシングルバージョンで収録されています。
数々のベストアルバムに収録されていますが、『PERIOD 〜THE BEST SELECTION〜』には未収録のシングル作品です。
※『MOTHER』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
まさに“神秘的”という言葉が似合う楽曲『MOTHER』。
スローテンポに乗せて奏でられるアルべジオは『LUNA SEA』ならではの世界観です。
以前の楽曲で言えば、アルバム『IMAGE』収録の『MOON』なんかが近い感じですかね。”スローテンポで神秘的”というキーワードは『MOTHER』も『MOON』も、どちらも兼ね揃えているポイントかと思います。
『MOON』との比較という観点では、本作『MOTHER』の方がよりどっしりと腰を据えた聴き心地です。展開に緩急があるというよりは、終始同じリズム、同じ雰囲気で時が流れていくのが『MOTHER』です。
『MOTHER』という曲名通り、“揺るぎない無償の愛”というイメージでしょうか。神秘的な雰囲気も相まって、まさに音楽で『MOTHER』という概念を物語っているようです。
そういえば、曲中に「古代レリーフ」というワードが唐突感を伴って現れます。
私は神秘的なこの楽曲の雰囲気の飲まれたせいか、割とすんなりこの言葉の登場を受け入れることができました。しかし、この独特なワード、気になる人は気になってしまうようです。
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『MOTHER』収録アルバムレビューリンク
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