個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】LUNA SEA/MOTHER

投稿日:2018年6月8日 更新日:

2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。

再始動前の2009年、『LUNA SEA』のリードギターを担当するSUGIZOがHIDEの後継として『X JAPAN』に加入したことも大きな話題になりました。ヴィジュアル系の歴史を作った2大バンド両方に席を持つって、冷静に考えるとすごいことです。

今回は、『LUNA SEA』の楽曲、『MOTHER』のレビューです。

※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA

maria

『MOTHER』の全体概要

基本情報

アーティストLUNA SEA
曲名MOTHER
演奏時間5:19
作詞LUNA SEA
作曲LUNA SEA
編曲LUNA SEA

5thシングル。本楽曲と同名のアルバム『MOTHER』からのシングルカット。

『MOTHER』収録アルバム

アルバム名トラック#
MOTHER10
SINGLES (Disc 1)5
SLOW6
LUNA SEA COMPLETE BEST (Disc 1)5
LUNA SEA 25th Anniversary Ultimate Best -THE ONE- (DISC 1)9

オリジナルアルバム『MOTHER』の10曲目に収録。本作がアルバム『MOTHER』のラストトラックです。

アルバム『MOTHER』を除いてシングルバージョンで収録されています。

数々のベストアルバムに収録されていますが、『PERIOD 〜THE BEST SELECTION〜』には未収録のシングル作品です。

※『MOTHER』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

まさに“神秘的”という言葉が似合う楽曲『MOTHER』。

スローテンポに乗せて奏でられるアルべジオは『LUNA SEA』ならではの世界観です。

以前の楽曲で言えば、アルバム『IMAGE』収録の『MOON』なんかが近い感じですかね。”スローテンポで神秘的”というキーワードは『MOTHER』も『MOON』も、どちらも兼ね揃えているポイントかと思います。

『MOON』との比較という観点では、本作『MOTHER』の方がよりどっしりと腰を据えた聴き心地です。展開に緩急があるというよりは、終始同じリズム、同じ雰囲気で時が流れていくのが『MOTHER』です。

『MOTHER』という曲名通り、“揺るぎない無償の愛”というイメージでしょうか。神秘的な雰囲気も相まって、まさに音楽で『MOTHER』という概念を物語っているようです。

そういえば、曲中に「古代レリーフ」というワードが唐突感を伴って現れます。

私は神秘的なこの楽曲の雰囲気の飲まれたせいか、割とすんなりこの言葉の登場を受け入れることができました。しかし、この独特なワード、気になる人は気になってしまうようです。

Amazonで試聴できます。

『MOTHER』収録アルバムレビューリンク

※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA

-個別楽曲レビュー
-, ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】GARNET CROW/flying

2013年、惜しまれながらも解散した『GARNET CROW』。 女性のボーカルとキーボード、男性のギターとキーボードという4人構成で活動していました。 丁寧に作りこまれたポップソングが『GARNET …

【個別楽曲レビュー】黒夢/LOVE SONG

ボーカルとベースの二人組という珍しい組み合わせのバンド、『黒夢』。 1994年のメジャーデビュー後、順調にセールスを伸ばしていた中1999年に無期限の活動停止を発表。そしてその約10年後の2010年、 …

【個別楽曲レビュー】PIERROT/カナタヘ…

宗教的なカリスマ性と中毒性のある歌詞・サウンドで多大な信者を生み出したバンド『PIERROT』。 アンダーグラウンド界のカリスマボーカル”キリト”と、奇天烈なサウンドで世界観に …

【個別楽曲レビュー】JUDY AND MARY/ドキドキ

女性ボーカルに男性楽器隊という編成で平成の日本音楽史に数々のヒットソングを送り込んだバンド『JUDY AND MARY』。 1993年のメジャーデビュー後、6枚のオリジナルアルバムを残して2001年に …

【個別楽曲レビュー】チャットモンチー/親知らず

キラキラしたかわいい女の子ではなく(失礼)、もっと素の女の子をシンプルなバンドサウンドで表現してきた『チャットモンチー』! 気づけば、数多く存在する部活動的雰囲気を持った現代ガールズバンドの元祖とも言 …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。