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【個別楽曲レビュー】LUNA SEA/IN MY DREAM (WITH SHIVER)

投稿日:2018年8月29日 更新日:

2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。

後世に与えた音楽的影響度もさることながら、ファンのことを“SLAVE”と呼称し、”バンドとファンが作り上げる閉鎖的空間”というヴィジュアル系独特の文化を創り出したのも『LUNA SEA』が先駆けだったのではないでしょうか。

今回は、『LUNA SEA』の楽曲、『IN MY DREAM (WITH SHIVER)』のレビューです。

※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA

gothic

『IN MY DREAM (WITH SHIVER)』の全体概要

基本情報

アーティストLUNA SEA
曲名IN MY DREAM (WITH SHIVER)
演奏時間5:14
作詞LUNA SEA
作曲LUNA SEA
編曲LUNA SEA

2ndシングル。メジャー2ndアルバム『EDEN』からシングルカット。

本作『IN MY DREAM (WITH SHIVER)』にて初めてオリコンシングルチャートTOP10入りを果たします。

『IN MY DREAM (WITH SHIVER)』収録アルバム

アルバム名トラック#
EDEN7
SINGLES (Disc 1)2
LUNA SEA COMPLETE BEST (Disc 1)2
LUNA SEA 25th Anniversary Ultimate Best -THE ONE- (DISC 1)7

オリジナルアルバム『EDEN』の7曲目に収録。

※『IN MY DREAM (WITH SHIVER)』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

なんというか…不思議な楽曲

本作『IN MY DREAM (WITH SHIVER)』、『LUNA SEA』の楽曲なのは間違いないんですけど、どこに『LUNA SEA』らしさがあるのかというと、ちょっと答えに窮する部分があるんですよね。

攻撃的な楽曲というわけではなく、どちらかと言えばポップな部類に入るのでしょうけど、サビでガツンと盛り上がるようなJ-POP的なポップさがあるわけでもありません。

あえて言えば、”サビがどこかというのははっきりわかるけど、サビに頼り過ぎた構成になっていない”というのが本作『IN MY DREAM (WITH SHIVER)』の持つ『LUNA SEA』らしい部分なのかもしれません。

本作『IN MY DREAM (WITH SHIVER)』の特徴を挙げるとすると、やはりベースではないでしょうか。高音フレーズでうねうね動き回るベースがまさにこの楽曲の主役と言っても過言ではないほど。

イントロひとつとっても、ベースが唯一メロディーを担当しているような聴き心地です。

それでいて、サビに入ったとたんにいきなりシンプルにリズムを刻みだすというのも、楽曲にメリハリが出ておもしろいですね。

本作『IN MY DREAM (WITH SHIVER)』、シングル楽曲にしてはけっこう実験的なことをしている作品だと思います。

Amazonで試聴できます。

『IN MY DREAM (WITH SHIVER)』収録アルバムレビューリンク

※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。