『the brilliant green』はもっと評価されるべき!!
UKロック風のバンドサウンドとアンニュイなのにメルヘン感のある川瀬智子のボーカルの絶妙な組み合わせは唯一無二!
元々3人組のバンドでしたが、ギターが抜けて今は男女の二人組。女性一人+男性二人のバンドやユニットって、なぜか男性が一人抜けるケースが多いですよね(例えばドリカムとかELTとか)。J-POP界におけるあるあるの一つだと思います 笑。
今回は、『the brilliant green』の2ndアルバム『TERRA2001』の8曲目、『Round and Round』の個別楽曲レビューです。
※『the brilliant green』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/the brilliant green
『Round and Round』の全体概要
基本情報
アーティスト | the brilliant green |
曲名 | Round and Round |
演奏時間 | 4:28 |
作詞 | 川瀬智子 |
作曲 | 松井亮 |
編曲 | the brilliant green |
『Round and Round』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
TERRA2001 | 8 |
2ndアルバム『TERRA2001』の8曲目に収録されています。
※『Round and Round』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
『the brilliant green』にしては珍しく、説教臭い楽曲『Round and Round』。
全英語詞なので私の解釈が間違っている可能性はありますが、本作『Round and Round』では“自分の行いはめぐりめぐって自分に返って来るわよ”という因果応報を歌っているものと思われます。因果応報のキーワードである“めぐりめぐって”から派生して『Round and Round』という曲名が付いているのでしょう。
女性ボーカルのロックで説教臭い楽曲と言えば、私は『Avril Lavigne』の代表曲『Complicated』を思い浮かべます。
『Complicated』の方がノリは軽くて前向きですし、”天罰がくだるわよ”という因果応報的な畏れ多さはないものの、『Round and Round』と感情の出発点は同じだと思います。
ちなみに、リリース順では『the brilliant green』の『Round and Round』の方が古いので、作詞をした川瀬智子が『Avril Lavigne』からインスピレーションを得ているはずは無いことは付け加えておきます。
本作『Round and Round』、説教臭いという歌詞通り、曲調の方もなかなか重くてダークな感じです。ポップでメルヘンな楽曲が多いアルバム『TERRA2001』収録曲の中ではちょっと異色な印象。
ただ、その”重くてダーク”という曲の雰囲気がアルバムの中でいいコントラストを描いており、非常に美しく響きます。かっこいいです。
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『Round and Round』収録アルバムレビューリンク
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