J-POPのお手本のような楽曲を連発したユニット、『Every Little Thing』。
1996年にデビューし、2016年に20周年を迎えました。
2000年前後ほどの派手なヒットはありませんが、とどまることなくコンスタントに活動を続けるユニットというのは、今や希少な存在ではないでしょうか。
今回は、『Every Little Thing』の楽曲、『Rescue me』のレビューです。
※『Every Little Thing』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/Every Little Thing
『Rescue me』の全体概要
基本情報
アーティスト | Every Little Thing |
曲名 | Rescue me |
演奏時間 | 4:17 |
作詞 | 五十嵐充 |
作曲 | 五十嵐充 |
編曲 | 五十嵐充 |
アルバム『eternity』が初出ですが、その後15thシングルとして新たに”Single Mix”となりリリースされました。
『Rescue me』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
eternity | 7 |
Every Best Single 2 | 3 |
Every Best Single 〜COMPLETE〜 (Disc 2) | 4 |
Every Best Single 2 〜MORE COMPLETE〜 (Disc 2) | 4 |
3rdアルバム『eternity』の7曲目に収録。
※『Rescue me』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
独特な単語選びが印象的な楽曲、『Rescue me』。
言葉選びの独特さという観点で見れば、アルバム『eternity』収録曲の『Get Into A Groove』と似たような立ち位置ですね。
『Rescue me』も『Get Into A Groove』も、普段よく使う言葉だけど、歌詞にはあまり使われない言葉を盛り込んでいる点で共通しています。
『Rescue me』の耳を惹くワードと言えば、やはり「近所のオバサン」というフレーズではないでしょうか。2番の、しかもサビで登場するフレーズです。
「オバサン」というワードで連想する最も有名な楽曲は『森高千里』の『私がオバさんになっても』だと思います。
この楽曲が証明しているように、「オバサン」というワードを音楽に乗せると、けっこう印象に残る響きをするんですよね。
それとおそらく同じ理由なのでしょう、本作『Rescue me』に登場する「近所のオバサン」というフレーズにも、やはり耳を奪われてしまいます。しかも、「近所の」という形容詞が付くことで、よりリアルな”オバサン感”が醸し出されています 笑。
さらに、本作『Rescue me』はクールなシンセサウンドに乗っかって「近所のオバサン」というフレーズが出てくるんですよね。このサウンドと言葉のギャップが相まって、私の中で「近所のオバサン」がキラーフレーズと化しています 笑。
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『Rescue me』収録アルバムレビューリンク
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