日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』!
かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhydeの美貌によるカリスマ的な影響力もすごいものがありますが。
今回は『NEO UNIVERSE』の個別楽曲レビューです。
※『L’Arc〜en〜Ciel』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/L’Arc〜en〜Ciel
『NEO UNIVERSE』の全体概要
基本情報
アーティスト | L’Arc〜en〜Ciel |
曲名 | NEO UNIVERSE |
演奏時間 | 4:09 |
作詞 | hyde |
作曲 | ken |
編曲 | L’Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano |
両A面としてリリースされた19thシングルの片側。もう片側は映画”リング0 バースデイ”の主題歌『finale』。
なお、本シングル総売り上げ枚数は約110万枚に達しています。この数字は東北最大の都市、仙台市の人口に匹敵します。
『NEO UNIVERSE』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
REAL | 3 |
Clicked Singles Best 13 | 11 |
The Best of L’Arc〜en〜Ciel 1998-2000 | 12 |
TWENITY (2000-2010) | 1 |
オリジナルアルバム『REAL』の3曲目に収録。
※『NEO UNIVERSE』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
これ!これなんですよ!私の『L’Arc〜en〜Ciel』のイメージはこの『NEO UNIVERSE』です!
幻想的で、かつ、美しい!
サウンド的には、もうバンドじゃないですよね。電子音バンバン使っています。
本来、ロックバンドがバンド外の音をふんだんに使う曲ってあんまり好意的に捉えられないんですけど、この『NEO UNIVERSE』に限って言えば、そんなことどうでもいい。それくらい美しい曲です。
この美しさの秘訣ってなんでしょう…。
まず一つは、やっぱりhydeの声でしょうか。相変わらずのハイトーンボイスが美しい。機械的で無機質なバックの電子音と良いコントラストになって、より一層映えている気がします。
それから、特筆すべきはベースです。右チャンネルでメロディー奏でているの、ベースですよね(ちょっと自信ない)?本来の低音を支えるベースはシンセベースを鳴らしながら、それと同時に右チャンネルで高音のベースが伸びやかなメロディーを奏でているんです。”そんな手があったか!”って感じです。まさに新世界『NEO UNIVERSE』!
かなりあからさまにバンド外の音を取り入れているんで、好きになれないファンの人も多い曲なのかなぁと思います。私が『winter fall』に対して抱いている思いみたいに。
でも、なぜか私はこの『NEO UNIVERSE』をすんなりと受け入れることができました。しかもかなり好意的に。
ラルクをFINAL FANTASYに例えるなら4だって話を『Driver’s High』のレビューで出したんですが、『NEO UNIVERSE』は”CGになったFF4″って感じです。ラルクの世界観はそのままに、新しいテクノロジーでバージョンアップってところでしょうか。
本作『NEO UNIVERSE』、とにかく美しいです。
Amazonで試聴できます。
『NEO UNIVERSE』収録アルバムレビューリンク
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