ギターボーカル担当の川谷絵音の不倫だったり、ドラム担当のほな・いこかが「さとうほなみ」名義で女優デビューしたりと、音楽面よりメンバーの素行が注目されてしまったバンド、『ゲスの極み乙女。』
注目のされ方はバンドとしては不本意だったと思いますが、当バンドの楽曲はおしゃれなサウンドに乗せたラップとキャッチーなサビが魅力です。
今回は、彼らのメジャー1stアルバムとしてリリースされた『魅力がすごいよ』の5曲目、『列車クラシックさん』のレビューです。
※『ゲスの極み乙女。』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ゲスの極み乙女。

『列車クラシックさん』の全体概要
基本情報
アーティスト | ゲスの極み乙女。 |
曲名 | 列車クラシックさん |
演奏時間 | 2:11 |
作詞 | 川谷絵音 |
作曲 | 川谷絵音 |
編曲 | ? |
『列車クラシックさん』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
魅力がすごいよ | 5 |
『ゲスの極み乙女。』メジャー1stアルバム『魅力がすごいよ』の5曲目に収録。
※『列車クラシックさん』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
「列車」と「クラシック」という言葉から、この曲名を初めて見たとき、FF6のボス、”魔列車”が頭に浮かんできました。ボスのくせに”フェニックスの尾”を投げたら一発で倒せることで有名な方です。
はい、本作『列車クラシックさん』とは全然関係ないです。
同世代の人と万が一でも共感出来たら嬉しいなと思っただけです。
『列車クラシックさん』、まぁカオスな1曲です。
演奏時間が2分程度の短い曲ですが、前半の”列車パート”と後半の”クラシックさんパート”にわかれています。公に2パートに分かれているって言われているわけではないです。今、私が勝手に名付けて分けただけです。
前半の”列車パート”はピアノとノイズを交互に鳴らしながら「がったんごっとん」している部分になります。ええ、割と冷静に「がったんごっとん」しています。ここがだいたい20秒くらいですかね。
その後、後半の2分近くが”クラシックさんパート”の登場です。ここはもう、ひたすらピアノソロ。ペダルの音まで聞こえるほどのピアノ独壇場っぷりです。
『列車クラシックさん』、完全にアルバム内の飛び道具な立ち位置でしょう。
シングルにもなった次曲、『猟奇的なキスを私にして』のつなぎとも言えます。
まぁ、『ゲスの極み乙女。』と名乗っているバンドですからね。見方によっては、“人を舐めてる”と思われるような曲もアルバムに入ってなきゃ名前負けでしょう。良く言えば”遊び心に溢れる曲”ってとこでしょうか。
ただ、個人的にはこの曲が流れてきても、飛ばすほど嫌な曲でもないと思っています。なんだかんだ言って、後半のピアノソロは美しいですし。
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『列車クラシックさん』収録アルバムレビューリンク
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