伝説のミュージシャン…その言葉が最も似合う日本人は、やはり『hide』ではないでしょうか。
カリスマバンド『X JAPAN』のギタリストというポジション、トレードマークの赤髪、ズバ抜けたセンス、そして若くして迎えてしまった死…。
『hide』を聴いたことがある人なら、おそらく誰しも思ったんじゃないでしょうか、”今も生きてたら、どんなことして楽しませてくれてたんだろう”って。
今回は、『FLAME』のレビューです。
※『hide』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/hide
『FLAME』の全体概要
基本情報
アーティスト | hide |
曲名 | FLAME |
演奏時間 | 5:18 |
作詞 | hide |
作曲 | hide |
編曲 | hide |
曲名の『FLAME』は”炎”という意味。
ちなみに、日本語でフレームと呼ぶ、”枠”とか”骨組み”を意味する方は”FRAME”。
『FLAME』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
PSYENCE | 7 |
hide BEST 〜PSYCHOMMUNITY〜 | 6 |
KING OF PSYBORG ROCK STAR | 5 |
We Love hide 〜The Best in The World〜 (DISC 2) | 1 |
2ndオリジナルアルバム『PSYENCE』の7曲目に収録。
『KING OF PSYBORG ROCK STAR』には”PSYENCE FACTION version”で収録。このPSYENCE~は13thシングル『In Motion』にカップリングとして収録されたバージョンです。
※『FLAME』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
5thシングル『MISERY』を再構成したと言われる楽曲、『FLAME』。
再構成と言われているのは、歌詞の方でしょうね。『MISERY』も『FLAME』も”悲しみを受け入れよう”という同じテーマを歌っています。『FLAME』で使用している言葉やフレーズも『MISERY』の引用と思われるものが多々あります。
本作『FLAME』、正直最初は良さがわかりませんでした。
私は『hide BEST 〜PSYCHOMMUNITY〜』で『hide』の楽曲に触れ始めたのですが、その頃は『ROCKET DIVE』とか『ピンク スパイダー』といった、サビがわかりやすい、耳触りの良い曲が好みだったんですよね。
本作『FLAME』のかっこよさに気づいたのは、自分で楽器を始めたり、曲作りを始めた頃でした。
この楽曲の持つグルーヴ感がかっこいいことに気づけたんですね。バンドサウンドとして縦を揃えて動きながら、歌メロの流れからは外す感じ、かっこいいです!
体が勝手に動き出しそうな、そんなサウンドを聴かせてくれます。
本作『FLAME』のサウンド感ですが、個人的には『LUNA SEA』の楽曲に近いものを感じています。『LUNA SEA』のアルバムで言えば、『STYLE』あたりに入っていそうなサウンド。
…と思ったら、『LUNA SEA』でベースを担当しているJがカバーしていたんですね!
『hide TRIBUTE VII-Rock SPIRITS-』にJのカバーした『FLAME』が収録されています。これは期待できる!
と思って聴いてみたら…すいません、なんか思ってたのと違う!笑
ここはやはり本家を聴き直してみますかね~。
『FLAME』収録アルバムレビューリンク
※『hide』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/hide