2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!
このバンドを紹介する際、当たり前のように『THE YELLOW MONKEY』と打ち込んでいるわけですが、よく考えるとこの言葉って、元は東洋人を差別する言葉なわけで。
もしGoogle先生がこのバンド名を差別表現にあたると分類し始めたら、『THE YELLOW MONKEY』の記事をバンバン上げている私のサイトはインターネット上から抹消されるでしょう。…そのときは、お察しください。
今回は、アルバム『THE NIGHT SNAILS AND PLASTIC BOOGIE』の5曲目、『Chelsea Girl』レビューです。
※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY
『Chelsea Girl』の全体概要
基本情報
アーティスト | THE YELLOW MONKEY |
曲名 | Chelsea Girl |
演奏時間 | 2:56 |
作詞 | 吉井和哉 |
作曲 | 吉井和哉 |
編曲 | THE YELLOW MONKEY |
本作『Chelsea Girl』がアルバム『THE NIGHT SNAILS AND PLASTIC BOOGIE』の中で最も演奏時間の短い楽曲です。
『Chelsea Girl』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
THE NIGHT SNAILS AND PLASTIC BOOGIE | 5 |
TRIAD YEARS THE VERY BEST OF THE YELLOW MONKEY (act I) | 6 |
オリジナルアルバム『THE NIGHT SNAILS AND PLASTIC BOOGIE』の5曲目に収録。
※『Chelsea Girl』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
アルバム『THE NIGHT SNAILS AND PLASTIC BOOGIE』収録曲の中で最もスピード感のあるロックナンバー『Chelsea Girl』。
当時多用していたストリングスが使われておらず、ギター、ベース、ドラム、ボーカルといった最小限の楽器数で勝負している楽曲です。演奏時間も短くまとめてあり、疾走感で駆け抜ける様子を楽しむタイプの楽曲というところでしょうかね。
本作『Chelsea Girl』、インディーズアルバムの『Bunched Birth』を含めて、『THE YELLOW MONKEY』が初めてロックのシンプルさを追求した作品ではないでしょうか。
ただ、そのシンプルな構成ゆえか、音質の古さがけっこう目立ちます。1992年の作品ですから、録音技術の進歩した現代の楽曲と比べてしまうと、こういった感想は多少仕方のない部分があるのですが。
元々持っているポテンシャルは高い楽曲だと思いますので、現代の音響環境の整ったライブなんかで聴くと、きっとまた違った印象を持つことになるような、そんな気がします。
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『Chelsea Girl』収録アルバムレビューリンク
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