2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!
復活後も精力的に新作を発表してくれるのがとても嬉しいです。
テレビなんかでは、過去の名作を披露してくれることが時々ありますので、過去の作品を嗜みながら、新作をかじっていくのが、今のイエモンを聴く上での一つのスタイルなんでしょうかね。
今回は、アルバム『SICKS』の2曲目、『I CAN BE SHIT, MAMA』レビューです。
※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY
目次
『I CAN BE SHIT, MAMA』の全体概要
基本情報
アーティスト | THE YELLOW MONKEY |
曲名 | I CAN BE SHIT, MAMA |
演奏時間 | 4:32 |
作詞 | 吉井和哉 |
作曲 | 吉井和哉 |
編曲 | THE YELLOW MONKEY |
「アッカンベーしたまま」というフレーズを、発音がそれっぽくなるような英文にした曲名がついています。
ちなみに、『I CAN BE SHIT, MAMA』をGoogle翻訳にかけると、“私は、ママができます”という回答がもらえました。なんのこっちゃ 笑。
『I CAN BE SHIT, MAMA』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
SICKS | 2 |
アルバム『SICKS』の2曲目に収録。
※『I CAN BE SHIT, MAMA』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
イエモンらしいロックンロールな1曲、『I CAN BE SHIT, MAMA』。
イエモンらしさってどこか?と言われると、サビの地味さがそう感じさせるのかなという気がします。
よくあるJ-POPみたいに、サビに全ての音楽的な盛りあがりを仕込んで、高音歌メロを展開するような作りじゃないんですよね。本作『I CAN BE SHIT, MAMA』のサビは、”印象的な歌詞、フレーズを繰り返すところ”という位置づけに留まっているように思います。
歌メロも特別高音な作りでもなく、そういう意味で、地味という言葉を使いました。
その代わり…というわけではないですが、1番Aメロにお気に入りのフレーズがあります。「できすぎた話を…」っていう部分です。
ここの歌詞とメロディーのノリがよくて、ついつい口ずさんでしまいます。
『I CAN BE SHIT, MAMA』もそうですけど、イエモンの楽曲って、”サビだけを集中して聴く”っていう姿勢だと、”盛りあがりに欠けてイマイチ”って感想に着地しちゃって、楽しめないと思うんですよね。
それより、フワッと全体を聴き流しながら、Aメロ辺りに落ちているフレーズが心を突き刺す瞬間を待つ、そういう楽しみ方が合っている気がします。
Amazonで試聴できます。
『I CAN BE SHIT, MAMA』収録アルバムレビューリンク
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