2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!
流行りに左右されない、媚びないロックサウンドが大好きです!!
復活してからも、変わらずにギラギラした妖しいロックを奏でていってほしいです。
一見ふざけているようで、でも実は芯を捉えた歌詞も魅力の一つですね。下手にかっこつけてない言葉だからこそ、胸にとっても響きます。
今回は、『イエモン-FAN’S BEST SELECTION-』の15曲目、『JAM』のレビューです。
※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY
『JAM』の全体概要
基本情報
アーティスト | THE YELLOW MONKEY |
曲名 | JAM |
演奏時間 | 5:20 |
作詞 | 吉井和哉 |
作曲 | 吉井和哉 |
編曲 | THE YELLOW MONKEY |
9thシングル。
長い曲という印象がありましたが、5分台の曲でした。聴いていると6分くらいの感覚があります。
『JAM』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
TRIAD YEARS THE VERY BEST OF THE YELLOW MONKEY (act I) | 14 |
THE YELLOW MONKEY SINGLE COLLECTION | 9 |
THE YELLOW MONKEY MOTHER OF ALL THE BEST (Disc 1) | 13 |
イエモン-FAN’S BEST SELECTION- | 15 |
THE YELLOW MONKEY IS HERE. NEW BEST | 15 |
オリジナルアルバムには未収録。
偶然でしょうが、『JAM』はアルバムの後半に位置することが多いですね。
『イエモン-FAN’S BEST SELECTION-』の楽曲投票では堂々の第2位でした。
※『JAM』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
本作『JAM』、『THE YELLOW MONKEY』の中でも1位、2位を争う知名度を持つ曲ではないでしょうか。
『イエモン-FAN’S BEST SELECTION-』の楽曲投票でも2位を獲得していますが、個人的にはこの『JAM』が1位を獲得するだろうと予想していました。
この曲の印象を一言で表すのならば、皮肉を込めたラブソングです。
世界に充満する矛盾した暗黙の了解へ石を投げながら、愛を歌っています。実に『THE YELLOW MONKEY』らしいです。
特に最後のサビの「外国で…」以降は『THE YELLOW MONKEY』史上最高に圧巻の皮肉が歌われています。この曲で一番印象に残るフレーズではないでしょうか。
ただ、歌詞の個性が強すぎて、カラオケなんかで選曲するのは、ちょっと躊躇してしまう自分がいます…。歌い終わった後、何とも言えない空気が流れてしまいそうで。この世界観に心の底から共感していないと、自信を持って歌えないですね。
そんな強烈な世界観を持つ『JAM』、聴いたことがなければぜひフルで聴いてみてほしいです。
“『JAM』ってタイトルはそういう意味だったのね”っていう気付きも得られるはずです。
『JAM』収録アルバムレビューリンク
※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY