2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!
シングルのリリースはあったものの、2018年7月現在、未だに復活後のオリジナルアルバムが発表されていません(*)。過去の名盤たちを超える作品を作るために時間をかけているものと信じて待っていたいですね。
(*)追記:『9999』が2019/4/17に発売されました!
今回は、アルバム『PUNCH DRUNKARD』の3曲目、『間違いねえな』レビューです。
※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY
『間違いねえな』の全体概要
基本情報
アーティスト | THE YELLOW MONKEY |
曲名 | 間違いねえな |
演奏時間 | 3:41 |
作詞 | 吉井和哉 |
作曲 | 吉井和哉 |
編曲 | THE YELLOW MONKEY |
吉井和哉の朗読という異色の楽曲『SEA』を除けば、本作『間違いねえな』がアルバム『PUNCH DRUNKARD』の中で最も演奏時間の短い楽曲になります。
『間違いねえな』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
PUNCH DRUNKARD | 3 |
オリジナルアルバム『PUNCH DRUNKARD』の3曲目に収録。
アルバムを通して聴くと、次曲の#4 『ゴージャス』につながっているように聴こえます。
※『間違いねえな』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
遅めのテンポでヘビーなロックを聴かせてくれる1曲、『間違いねえな』。
とにかく、『間違いねえな』というやさぐれ感満載の曲名が素敵です。
“間違いないよ”というフレーズと同じ意味なんですが、『間違いねえな』と語尾を変えるだけで伝わる印象は全く違うものになりますよね。
そんな日本語のおもしろさを感じる曲名なのですが、楽曲の方は割と洋楽的な仕上がり。
何が洋楽的かって、盛り上がり切らないサビを据えるという作りがそう感じさせるのかなと思います。J-POPのシングルとしては絶対に採用されないだろうな…という感じ。言葉を選ばずに言えば”地味”なサビです。
まぁ、そもそも本作『間違いねえな』はサビで気持ちよくなってほしいという意図で作られた楽曲では無いんでしょうね。イエモン流のヘビーなロックサウンドを聴いてほしい、そういう想いの込められた楽曲なんだと思います。
こういう非キャッチーな楽曲をしっかり最後まで聴かせられるのがロックバンドとしての腕の見せ所でしょう。
アルバム『PUNCH DRUNKARD』には本作『間違いねえな』を始めとして”洋楽的な楽曲”が多数収録されています。この1枚でイエモンがロックバンドとしてどれだけかっこいいかを知ることができるはずです。
Amazonで試聴できます。
『間違いねえな』収録アルバムレビューリンク
※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY