2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!
このバンドを紹介する際、当たり前のように『THE YELLOW MONKEY』と打ち込んでいるわけですが、よく考えるとこの言葉って、元は東洋人を差別する言葉なわけで。
もしGoogle先生がこのバンド名を差別表現にあたると分類し始めたら、『THE YELLOW MONKEY』の記事をバンバン上げている私のサイトはインターネット上から抹消されるでしょう。…そのときは、お察しください。
今回は、アルバム『THE NIGHT SNAILS AND PLASTIC BOOGIE』の2曲目、『Subjective Late Show』レビューです。
※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY

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『Subjective Late Show』の全体概要
基本情報
アーティスト | THE YELLOW MONKEY |
曲名 | Subjective Late Show |
演奏時間 | 4:15 |
作詞 | 吉井和哉 |
作曲 | 吉井和哉 |
編曲 | THE YELLOW MONKEY |
『Subjective Late Show』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
THE NIGHT SNAILS AND PLASTIC BOOGIE | 2 |
TRIAD YEARS THE VERY BEST OF THE YELLOW MONKEY (act I) | 9 |
オリジナルアルバム『THE NIGHT SNAILS AND PLASTIC BOOGIE』の2曲目に収録。
※『Subjective Late Show』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
“歌謡ロックな曲調”、”女性によるコーラス”、”サビでの露骨なストリングス”という初期イエモン楽曲の要素をふんだんに盛り込んだ1曲が本作『Subjective Late Show』。メジャー1stアルバム『THE NIGHT SNAILS AND PLASTIC BOOGIE』の雰囲気を決定づける1曲です。
上記の要素に加え、本作『Subjective Late Show』は非常にキャッチーな仕上がりになっているのもまた一つの特徴。サビで繰り返されるコーラスパートなんかは耳にとてもよく残ります。アルバム2曲目収録ということもあり、アルバムの早い段階でリスナーの耳を掴む役割をしっかり果たしていると言えるでしょう。
一方で、歌詞の方はと言うと、なかなかに難解。
とにかくカタカナ語が多いんですよね。出てくる言葉は日常的に聞いたことがあるものが大半とは言え、全体として何を表現しようとしているのか、そこを汲み取るのは正直難しいです。
そういう観点で言えば、『Subjective Late Show』という曲名も難解です。「Subjective(主観的な)」、「Late(遅い)」、「Show(ショー)」、いずれも意味の分かる単語ですが、ひとまとまりの『Subjective Late Show』となったとき、この3単語の文字列が果たして何を意味するのか…。
少なくとも私はピンときていません。。。
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『Subjective Late Show』収録アルバムレビューリンク
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