2019年、突如解散を発表した『Janne Da Arc』。
キーボードを絡めたカラフルな音色、個々の卓越した演奏技術による派手なサウンド、そしてキャッチーなメロディーラインが魅力的な楽曲をいくつも生み出したバンドです。
なお、ボーカルのyasuはソロプロジェクト『Acid Black Cherry』にて現在も活躍中。
今回は、アルバム『D・N・A』の11曲目、『ring』のレビューです。
※『Janne Da Arc』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/Janne Da Arc
『ring』の全体概要
基本情報
アーティスト | Janne Da Arc |
曲名 | ring |
演奏時間 | 4:10 |
作詞 | ka-yu |
作曲 | ka-yu & yasu |
編曲 | ka-yu & Janne Da Arc & 明石昌夫 |
アルバム『D・N・A』収録曲の中で唯一yasu以外が作詞を担当している楽曲。
『ring』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
D・N・A | 11 |
オリジナルアルバム『D・N・A』の11曲目に収録。
※『ring』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
ベーシストのka-yuが作詞した楽曲『ring』。
インディーズ時代にリリースされた3つのミニアルバム収録曲はどれもボーカルのyasuが作曲していましたので、yasu以外のメンバーが作詞を担当した『Janne Da Arc』の音源というのは本作『ring』が初ということになります。
本作『ring』、yasuが作詞でないためか、この楽曲にはいつものチャラさはありません。曲名通り「銀のリング」にまつわる内容になっており、別れを歌いながらも前を向こうとする清々しさのある楽曲です。
ただ、あくまで私の感想ですが、良く言えば正統派な、悪く言えばありきたりな歌詞という印象。
“これは『ring』でしか聴けない!”という特別なフレーズはないものの、”歌詞の意味わからない…”というところもないので、耳当たりは悪くないかなという感じです。
また、歌メロは相変わらずキャッチー。
サビのボーカルにハモリやコーラスは入っていませんが、メロディーの抑揚だけでサビだとわからせるキャッチーさがあります。
スピード感のあるバンドサウンドと当たり障りのない歌詞(失礼?)の組み合わせも相まって、とても聴きやすい1曲だと思います。
クセの無さという意味では、本作『ring』がアルバム『D・N・A』収録曲の中で随一ではないでしょうか。
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『ring』収録アルバムレビューリンク
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