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【個別楽曲レビュー】JUDY AND MARY/Brand New Wave Upper Ground

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女性ボーカルに男性楽器隊という編成で平成の日本音楽史に数々のヒットソングを送り込んだバンド『JUDY AND MARY』。

1993年のメジャーデビュー後、6枚のオリジナルアルバムを残して2001年に解散しました。『JUDY AND MARY』と同時期に解散した多くのバンドが再結成を遂げ続ける中、このバンドは復活の気配すら感じられないまま今に至っています。

今回は、『JUDY AND MARY』の楽曲、『Brand New Wave Upper Ground』のレビューです。

※『JUDY AND MARY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/JUDY AND MARY

『Brand New Wave Upper Ground』の全体概要

基本情報

アーティストJUDY AND MARY
曲名Brand New Wave Upper Ground
演奏時間4:59
作詞YUKI
作曲TAKUYA
編曲TAKUYA

『JUDY AND MARY』の18thシングル。

この18thシングルから編曲が『JUDY AND MARY』からTAKUYA単独に変わります。

『Brand New Wave Upper Ground』収録アルバム

アルバム名トラック#
FRESH17
WARP3
The Great Escape -COMPLETE BEST- (DISC 02)14
COMPLETE BEST ALBUM「FRESH」 (DISC 02)5

メジャー6thアルバム『WARP』の3曲目に収録。

オリジナルアルバム(『WARP』)より前にベストアルバム(『FRESH』)に収録されるという珍しい経歴を持っています。

※『Brand New Wave Upper Ground』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

個人的にめちゃめちゃ好きな1曲、『Brand New Wave Upper Ground』。

アラサーが使うには少々気の退ける言葉ですが、本作『Brand New Wave Upper Ground』を聴いていると胸がキュンとなるのです 笑。

もう、初っ端Aメロのメロディーからして胸キュンです。

この楽曲のAメロに下降するメロディーが採用されているのですが、これが最高。楽曲が始まって間もないのに、既に最高潮から遠ざかりつつある感じがして、この切なさに胸キュン。

夏というポジティブな季節を舞台にしながらメランコリックな心情を歌う歌詞も、”最高潮から遠ざかりつつある感じ”を匂わすこのメロディーに超絶ハマっています。胸キュンの二乗です。心臓が持ちません。

Aメロだけでこんなに心を動かされる本作『Brand New Wave Upper Ground』ですが、サビでもその勢いは衰えません

ここはもう、歌詞がすごく素敵

Aメロで温めた世界観も相まって、楽しさと切なさの入り混じったなんとも言えない景色を見せてくれます。不安を感じながらも笑っているような、そんな気持ちになってここでも胸キュン。

いやはや、本作『Brand New Wave Upper Ground』を聴いているとため息が出そうになるくらい虜になってしまいます。もはや、私の身体のバイオリズムと共鳴する何かがあるんじゃないかと思うくらいです。

本作『Brand New Wave Upper Ground』について、一つだけ言いたいことがあるとすれば曲名ですかね。

シンプルに長いです 笑。

“ジュディマリで好きな曲なに?”って聞かれたとき、”えっと、最高の曲があって、あの、ブランドニューウェイブアッパー…”って言うの、けっこうしんどいです 笑。

Amazonで試聴できます。

『Brand New Wave Upper Ground』収録アルバムレビューリンク

※『JUDY AND MARY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/JUDY AND MARY

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。