エアーバンドなる言葉を世に定着させた先駆者『ゴールデンボンバー』。
エアーバンドだけあって、演奏代わりの奇抜なパフォーマンスが目立ちますが、鬼才・鬼龍院翔による独特な視点の楽曲も魅力です。
このまま『女々しくて』の一発屋として消えていかないことを…願っています!
今回は『ゴールデンボンバー』の個別楽曲、『もう会えなくなるなんて』のレビューです。
※『ゴールデンボンバー』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ゴールデンボンバー
『もう会えなくなるなんて』の全体概要
基本情報
アーティスト | ゴールデンボンバー |
曲名 | もう会えなくなるなんて |
演奏時間 | 3:45 |
作詞 | 鬼龍院翔 |
作曲 | 鬼龍院翔 |
編曲 | tatsuo & 鬼龍院翔 |
『もう会えなくなるなんて』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
ゴールデン・アルバム | 9 |
『ゴールデンボンバー』初のオリジナルアルバム、『ゴールデン・アルバム』の9曲目収録です。
※『もう会えなくなるなんて』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
暗めのアコースティックギターがイントロを飾る『もう会えなくなるなんて』。
曲が進むにつれて徐々に楽器が増え、どんどん盛り上がっていくタイプの曲です。『ゴールデンボンバー』にしては珍しく、エンディングには英語でコーラスが入ったりなんかするほど。
けっこう壮大なイメージがあったのですが、演奏時間を改めて確認すると3分台だったのが意外でした。もっと、5分くらいのボリュームがある印象です。
曲の内容はおふざけなしの真面目路線になっています。『ゴールデンボンバー』の曲はおふざけが無いと印象に残らないですねぇ…。
イントロの後、Aメロの一発目で歌詞に曲名が出てくるので、曲名と内容を一致させて覚えやすいなぁくらいのイメージ。
『もう会えなくなるなんて』は、『ゴールデン・アルバム』9曲目収録なんですけど、ひとつ前の8曲目に『今夜はトゥナイト』、次の10曲目に『今夜も眠れない(病的な意味で)』が配置されています。これ、どちらも個性的な楽曲で、この2曲に挟まれているってところも、本作『もう会えなくなるなんて』が印象に残りずらくなっている一因な気がします。
『ゴールデン・アルバム』はシングルとそのカップリングが収録曲の多くを占めているので、こういったアルバム収録の新曲にはがんばってもらいたいところなんですけどね。
最後に、ちょっと冷静になって歌詞を見るとけっこういいこと言ってたりします。ギターソロのあとのサビとか、作詞家・鬼龍院翔らしさを感じられて割と好きです。
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『もう会えなくなるなんて』収録アルバムレビューリンク
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