個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】ゴールデンボンバー/今夜も眠れない(病的な意味で)

投稿日:2017年9月12日 更新日:

エアーバンドなる言葉を世に定着させた先駆者『ゴールデンボンバー』。

エアーバンドだけあって、演奏代わりの奇抜なパフォーマンスが目立ちますが、鬼才・鬼龍院翔による独特な視点の楽曲も魅力です。

このまま『女々しくて』の一発屋として消えていかないことを…願っています!

今回は『ゴールデンボンバー』の個別楽曲、『今夜も眠れない(病的な意味で)』のレビューです。

※『ゴールデンボンバー』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ゴールデンボンバー

alarm-clock

『今夜も眠れない(病的な意味で)』の全体概要

基本情報

アーティストゴールデンボンバー
曲名今夜も眠れない(病的な意味で)
演奏時間3:37
作詞鬼龍院翔
作曲鬼龍院翔
編曲tatsuo & 鬼龍院翔

11thシングル『女々しくて/眠たくて』のカップリング曲。

『今夜も眠れない(病的な意味で)』収録アルバム

アルバム名トラック#
ゴールデン・アルバム10

『ゴールデンボンバー』初のオリジナルアルバム、『ゴールデン・アルバム』の10曲目収録です。

※『今夜も眠れない(病的な意味で)』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

眠れない夜の気持ちを率直に綴った1曲、『今夜も眠れない(病的な意味で)』。

私も寝つきが悪い方なので、この曲で歌われている気持ちは非常によくわかります。眠れないときの苛立ちや思考の方向性なんか、すごく共感です!なんで今までこういう曲か無かったんだろうってくらい。私が知らないだけ?

お腹が痛いとき、周りを見渡して、”いいなぁ、この人たちはお腹痛くないんだよなぁ”って思うことありません?気持ちとしては、これの眠れない版ですよ。”3時か…ほとんどの人は寝てるんだろうなぁ、いいなぁ寝れる人は…”って感じ。ベッドに入って何時間も経つのに、なんで自分の意識ははっきりしたままなんだよって。

サビの最後に出てくるフレーズで、自分の脳ミソに苛立つ表現があるんですが、ここは本当にすごいですね。よくぞ代弁してくれた!って気分です。

それから、ひっちゃかめっちゃかな曲調も”眠れない夜”の気持ちにピッタリです。

眠れないと本当にイライラしてくるんですよ。目を閉じてじっとしてみたり、態勢を変えてみたり、水を飲んでみたり、いろいろ試してみるのに眠れない…イライラ。夜なので騒いだりしませんが、頭の中はいろんな思考が巡っていて、頭の中はおもちゃ箱をひっくり返したような感じです。

本作『今夜も眠れない(病的な意味で)』、超名作です!

寝つきの悪い人ならこの気持ち、わかるはず 笑!

Amazonで試聴できます。

『今夜も眠れない(病的な意味で)』収録アルバムレビューリンク

※『ゴールデンボンバー』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ゴールデンボンバー

-個別楽曲レビュー
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】PEDRO/MAD DANCE

“楽器を持たないパンクバンド”がキャッチコピーのアイドルグループ『BiSH』。そのメンバーの一人であるアユニ・Dのソロプロジェクトが『PEDRO』です。 アイドルのソロとしては …

【個別楽曲レビュー】PIERROT/FREAKS

宗教的なカリスマ性と中毒性のある歌詞・サウンドで多大な信者を生み出したバンド『PIERROT』。 このバンドが活躍していた90年代後半から00年代前半頃はまだ”中二病”という言 …

【個別楽曲レビュー】LUNA SEA/I for You

2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。 ヴィジュアル系というジャンルにおけるバンドアンサンブルの方針、特に、ツインギターの絡み方を …

【個別楽曲レビュー】GARNET CROW/千以上の言葉を並べても…

2013年、惜しまれながらも解散した『GARNET CROW』。 女性のボーカルとキーボード、男性のギターとキーボードという4人構成で活動していました。 丁寧に作りこまれたポップソングが『GARNET …

【個別楽曲レビュー】B’z/ZERO

ボーカルの稲葉浩志とギターの松本孝弘による二人組ロックバンド『B’z』。 『B’z』に言及するからにはやはり避けて通れないのは数々の記録でしょう。その中でも日本におけるアーティ …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。