エアーバンドなる言葉を世に定着させた先駆者『ゴールデンボンバー』。
エアーバンドだけあって、演奏代わりの奇抜なパフォーマンスが目立ちますが、鬼才・鬼龍院翔による独特な視点の楽曲も魅力です。
このまま『女々しくて』の一発屋として消えていかないことを…願っています!
今回は『ゴールデンボンバー』の個別楽曲、『酔わせてモヒート』のレビューです。
※『ゴールデンボンバー』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ゴールデンボンバー
『酔わせてモヒート』の全体概要
基本情報
アーティスト | ゴールデンボンバー |
曲名 | 酔わせてモヒート |
演奏時間 | 4:18 |
作詞 | 鬼龍院翔 |
作曲 | 鬼龍院翔 |
編曲 | tatsuo & 鬼龍院翔 |
12thシングルの表題曲。もちろんインディーズ。
『女々しくて』で『ゴールデンボンバー』が世に知れ出した頃の曲で、オリコン週間ランキングで3位を獲得しています。
『酔わせてモヒート』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
ゴールデン・アルバム | 5 |
『ゴールデンボンバー』初のオリジナルアルバム、『ゴールデン・アルバム』の5曲目収録です。
※『酔わせてモヒート』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
詞といい曲といい、非常に『ゴールデンボンバー』らしい1曲、『酔わせてモヒート』。
この、耽美的な香り漂うV系風サウンドは、『ゴールデンボンバー』の十八番ですね。
今風のテクニカルでおしゃれなアレンジとは真逆なんですが、たまにはこういうコテコテのV系サウンドもいいものです。メロディーもわかりやすくて、素直にテンション上がります 笑。
曲の内容も『ゴールデンボンバー』お得意の“女々しい男”をコミカルに表現したものになっています。そういえば、『ゴールデンボンバー』の曲って、8割くらい”女々しい男”を歌っているような気がしますね。
そういう意味では、これをずばり曲名に据えた『女々しくて』が突出して知名度を獲得したのも納得。
本作『酔わせてモヒート』、カラオケでも盛り上がりそうな曲なんですが、いかんせん『女々しくて』が有名過ぎるのが難点。『女々しくて』ではなく『酔わせてモヒート』を選曲しようものなら”ゴールデンボンバー選んでおいて、なんでその曲?”なんて反応になりそうなのが怖いです 笑。
なんというか、クオリティは高いのに『女々しくて』の陰に隠れてしまったかわいそうな楽曲という印象のある本作『酔わせてモヒート』。
でも、『ゴールデンボンバー』らしさの光る1曲なのは間違いないので、このバンドに興味のある方は一聴の価値ありです!
イクゾー!!
『酔わせてモヒート』収録アルバムレビューリンク
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