個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】ゴールデンボンバー/成龙很酷

投稿日:2017年9月8日 更新日:

エアーバンドなる言葉を世に定着させた先駆者『ゴールデンボンバー』。

エアーバンドだけあって、演奏代わりの奇抜なパフォーマンスが目立ちますが、鬼才・鬼龍院翔による独特な視点の楽曲も魅力です。

このまま『女々しくて』の一発屋として消えていかないことを…願っています!

今回は『ゴールデンボンバー』の個別楽曲、『成龙很酷』のレビューです。

※『ゴールデンボンバー』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ゴールデンボンバー

bruce-lee

『成龙很酷』の全体概要

基本情報

アーティストゴールデンボンバー
曲名成龙很酷
演奏時間3:32
作詞鬼龍院翔
作曲鬼龍院翔
編曲tatsuo & 鬼龍院翔

曲名は”チェンロンヘンクー”と読むそうです。

歌詞は全編に渡り中国語ですが、作詞はいつも通り鬼龍院翔。ホントに一人で書いたのか疑いたくなってしまいます 笑。

『成龙很酷』収録アルバム

アルバム名トラック#
ゴールデン・アルバム6

『ゴールデンボンバー』初のオリジナルアルバム、『ゴールデン・アルバム』の6曲目収録です。

※『成龙很酷』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

本作『成龙很酷』が収録されている『ゴールデン・アルバム』が出た当時、K-POPが結構流行っていました。音楽番組にはけっこうな頻度でK-POPグループが出ていたように思います。

そんな中、『ゴールデンボンバー』は“K-POP(韓国)の次はC-POP(中国)だろう!”と想定し、時代を先取り(?)した形でこの全編中国語の『成龙很酷』を作成したそうです。

まぁ、完全にふざけていると思います 笑。

ただ、真剣にふざけているのがいいですよね。アルバムの1曲でありながら、しっかりMVまで用意する気合の入れよう。努力の方向性が間違っているようで、一周回って正しいような気すらしてきます 笑。

歌詞が中国語なのはもちろんですが、曲調からもコンセプトである”C-POP”っぽさが伝わってきます。いや、C-POPって聴いたことないんですけど、それでも『成龙很酷』にはしっかりとしたC-POPっぽさがあります。

まず、サビで左チャンネルから聞こえてくる電子音。これがC-POPっぽい。香港映画に出てきそうな、”陽気でおっちょこちょいな中国人”を連想してしまうフレーズです。

それから、メロディーのつけ方も中国を感じさせます。

かなり前のことですが、『女子十二楽坊』っていう中国のインストバンドが流行ったことがあったんですよね。

彼女たちの演奏する曲が、”いかにも中国!”って感じのメロディーなんです。本作『成龙很酷』も『女子十二楽坊』を彷彿とさせる中国らしいメロディーだなって思います。鬼龍院翔の引き出しの広さはすごいですね。

…ただ、今のところ、C-POPが流行る気配は無さそうです。

『成龙很酷』収録アルバムレビューリンク

※『ゴールデンボンバー』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ゴールデンボンバー

-個別楽曲レビュー
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】MALICE MIZER/Bois de merveilles

今や芸能人格付けチェックの常連というイメージが強い『GACKT』。その『GACKT』が在籍していたバンドが『MALICE MIZER』です。 音楽業界の中でも異端な扱いを受けがちなV系バンドですが、そ …

【個別楽曲レビュー】ゲスの極み乙女。/パラレルスペック

2014年メジャーデビューの後、2015年に紅白歌合戦へ出演と、国民的なバンドへ成長していた矢先、例の不倫事件で世間のイメージが急降下してしまったバンド、『ゲスの極み乙女。』。 以降、あまり良くないイ …

【個別楽曲レビュー】PIERROT/ゲルニカ

宗教的なカリスマ性と中毒性のある歌詞・サウンドで多大な信者を生み出したバンド『PIERROT』。 このバンドが活躍していた90年代後半から00年代前半頃はまだ”中二病”という言 …

【個別楽曲レビュー】GLAY/MERMAID

90年代後半、音楽業界の様々な記録を塗り替えていったモンスターバンド『GLAY』。 ヒットソングだけを取り出してみれば、確かに耳馴染みの良い王道J-POPな楽曲で溢れていますが、ひとたび『GLAY』の …

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/サイキック No.9

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!! 大人の魅力を増して帰ってきてくれましたね! これから出す新曲やアルバムがどんなものになるのか楽しみです。年齢的な深みが増すこと …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。