2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。
再始動前の2009年、『LUNA SEA』のリードギターを担当するSUGIZOがHIDEの後継として『X JAPAN』に加入したことも大きな話題になりました。ヴィジュアル系の歴史を作った2大バンド両方に席を持つって、冷静に考えるとすごいことです。
今回は、『LUNA SEA』の楽曲、『GENESIS OF MIND 〜夢の彼方へ〜』のレビューです。
※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA
目次
『GENESIS OF MIND 〜夢の彼方へ〜』の全体概要
基本情報
アーティスト | LUNA SEA |
曲名 | GENESIS OF MIND 〜夢の彼方へ〜 |
演奏時間 | 8:10 |
作詞 | LUNA SEA |
作曲 | LUNA SEA |
編曲 | LUNA SEA |
アルバム『MOTHER』収録曲の中で最も演奏時間が長い作品。
『GENESIS OF MIND 〜夢の彼方へ〜』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
MOTHER | 5 |
オリジナルアルバム『MOTHER』の5曲目に収録。
※『GENESIS OF MIND 〜夢の彼方へ〜』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
演奏時間8分を超える壮大な1曲、『GENESIS OF MIND 〜夢の彼方へ〜』。
『LUNA SEA』のすごいところは8分を超える長さであってもバンドサウンドで楽曲を完結させられるという点なんじゃないかと思います。もちろんSUGIZOがバイオリンを弾けるという、他のバンドとは異なる強みがあるのは事実ですが。
そうであっても『GENESIS OF MIND 〜夢の彼方へ〜』の中でのバイオリンはあくまでサブ的な役割であって、やはりギターとベースとドラムとボーカル、それをメインに据えて8分を聴かせきるというのはすごいと感じます。
本作『GENESIS OF MIND 〜夢の彼方へ〜』、8分を超える大作ですので聴きどころというのは至るところに散りばめられているのですが、個人的にはRYUICHIのボーカルが一番の聴きどころだと思っています。
RYUICHIの感情を込めたシャウト、これがかっこいい!
アルバム『MOTHER』の頃からRYUICHIの歌い方が変わってきて、以前に比べると乱暴さが抜けてきたんですよね。洗練されてきたという表現を使ってもいいかもしれません。そんな洗練されたRYUICHIによるシャウトがとにかくかっこいいんです!
アルバム『MOTHER』収録曲の中で最もRYUICHIが輝いているのが本作『GENESIS OF MIND 〜夢の彼方へ〜』ではないでしょうか。
シンガーソングライターの『河村隆一』からは想像のつかない姿を魅せてくれます。
Amazonで試聴できます。
『GENESIS OF MIND 〜夢の彼方へ〜』収録アルバムレビューリンク
※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA