【個別楽曲レビュー】LUNA SEA/TONIGHT

投稿日：2018年3月8日更新日：2019年8月19日

2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。

ヴィジュアル系というジャンルにおけるバンドアンサンブルの方針、特に、ツインギターの絡み方を打ち出したのは、このバンドではないでしょうか。『X JAPAN』と並び、後輩バンドへ大きな影響を与えたヴィジュアル系バンドの大御所です。

今回は、『LUNA SEA』の楽曲、『TONIGHT』のレビューです。

※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ：アーティスト索引/LUNA SEA

『TONIGHT』の全体概要

13thシングル。

アルバム名	トラック#
LUNACY	10
PERIOD 〜THE BEST SELECTION〜	4
LUNA SEA COMPLETE BEST (Disc 1)	13
LUNA SEA 25th Anniversary Ultimate Best -THE ONE- (DISC 1)	12

オリジナルアルバム『LUNACY』の3曲目に収録。

最後から2番目、3番目辺りに収録される傾向があります。最後トラックに向けたラストスパートという位置づけでしょうかね。

『LUNA SEA』が終幕までにたどった歴史にも少し似ています。

※『TONIGHT』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

シンプル・イズ・ベストな直球ロックナンバーが本作『TONIGHT』。

イントロからAメロにかけて左チャンネルから聴こえるギターリフが印象的ですね。このリフ、シンプルそうに聴こえますが、リズムを取るのはけっこう難しそうです。

私のリズム感が無いだけかもしれませんが、左チャンネルのリフだけ追いかけて聴いていると途中で混乱してしまいます　笑。

本作『TONIGHT』はとにかくシンプルなロックを目指して作られたように思われます。

贅肉を削ぎ落した結果、Bメロが無いのはまだしも、ギターソロまで無くなってしまっています。SUGIZOの伸びやかで美しいギターソロが『LUNA SEA』の聴きどころの一つだと思っていましたが、まさかここまで削ってしまうとは…！

その結果、演奏時間はギリギリ3分台という短さに。『LUNA SEA』の歴代シングルの中でも一番短い演奏時間ではないでしょうか。

しかし、エネルギーの密度は歴代最高レベルです！

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【アルバムレビュー】LUNA SEA/PERIOD 〜THE BEST SELECTION〜

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