2017年、ブレイク間違いなし(と思っていたけど、あんまりそうでもなかった)バンド、『ポルカドットスティングレイ』!!
女性ボーカルとギター、ベース、ドラムといった、シンプルな構成の4人ロックバンドです。現在、福岡を拠点に活動しているようですが、人気は全国区レベルと言っても過言ではありません。
今回は『本日未明』の個別楽曲レビューです。
※『ポルカドットスティングレイ』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ポルカドットスティングレイ

『本日未明』の全体概要
基本情報
アーティスト | ポルカドットスティングレイ |
曲名 | 本日未明 |
演奏時間 | 4:18 |
作詞 | 雫 |
作曲 | 雫 |
編曲 | ポルカドットスティングレイ |
“未明”とは、文字通り”夜明け前”という意味ですが、日本の気象庁には”0時から3時頃まで”と定義があるそうです。なので、「本日未明」とは、日付の変わった直後くらいの時間帯と言えそうです。
『本日未明』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
大正義 | 5 |
ミニアルバム『大正義』の5曲目収録。
CDならボーナストラックとして次曲に『夜明けのオレンジ』が収録されていますが、そうでなければこの『本日未明』が最終トラックです。
※『本日未明』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
『ポルカドットスティングレイ』、ボーカル雫の声や歌い方が『椎名林檎』っぽいと言われていますが、本作『本日未明』はバンド演奏を含めて『東京事変』っぽいという印象を受けました。
まず、イントロのギター。
決してキャッチーとは言えないフレーズと、ちょっと変わった音色に”難しいことやってます感”を感じてしまうのが、『東京事変』を聴いたときと同じ感覚です。いや、実際難しいことしているんでしょうけども。
あと、歌メロ。サビの歌メロに『東京事変』の『群青日和』を連想しました。
『群青日和』のサビメロディーの上昇具合にちょっと似てません?両バンドの声が似ているからそう感じるだけでしょうかね。
ついでに言うと、『群青日和』のサビメロディーは『The Beatles』の『I Saw Her Standing There』に似ていると常々思っています。
『本日未明』、特徴的なのは歌詞ですかね。
『ポルカドットスティングレイ』の歌詞は”普段こんな言い回ししないでしょ”っていう表現が多く、それが個性でもあると思っていますが、『本日未明』は割とわかりやすい表現を使った歌詞になっています。
こういう路線、私は好きです。
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『本日未明』収録アルバムレビューリンク
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