2017年にメジャーデビューを果たしたバンド、『ポルカドットスティングレイ』!!
ボーカルが紅一点の4人組ロックバンドで、有名どころで言えば、あの『JUDY AND MARY』と同じメンバー構成ですね。
youtubeにアップロードされているMVのサムネが、毎回ボーカル雫の顔面アップな点について、戦略的な何かを感じます 笑。
今回は、『パンドラボックス』のレビューです。
※『ポルカドットスティングレイ』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ポルカドットスティングレイ
『パンドラボックス』の全体概要
基本情報
アーティスト | ポルカドットスティングレイ |
曲名 | パンドラボックス |
演奏時間 | 3:43 |
作詞 | 雫 |
作曲 | 雫 |
編曲 | ポルカドットスティングレイ |
ミニアルバム『一大事』の中で最も演奏時間が短い楽曲。
『パンドラボックス』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
一大事 | 2 |
有頂天 | 4 |
ミニアルバム『一大事』の2曲目の収録が初出。
※『パンドラボックス』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
手数の多いギターリフが印象的な1曲、『パンドラボックス』。
曲名になっている『パンドラボックス』、日本語では”パンドラの箱”と呼ばれていますね。語源となったギリシャ神話になぞらえて“触れてはいけないモノ”という例えで使用される言葉です。
ちなみに、本来の意味でのパンドラの箱は”箱”とする説と”壷”という説があるそうです。本来は”壷”が正しいようですが、後世に伝わっていく過程で”箱”と訳されていったそうな。
本楽曲『パンドラボックス』はというと、”触れてはいけないモノ”という意味でこの言葉を使っているものと思います。少なくともギリシャ神話の香りは一切しませんからね。
歌詞を聴くと、なかなかに皮肉の込められた内容となっています。バンド(個人?)の批評に対するカウンターといいますか、そっち方面の攻撃的な内容です。バンドの知名度が上がるにつれ、嫌な思いをすることが増えてきたのかもしれません。
そう考えると、曲名の『パンドラボックス』が指すものは『ポルカドットスティングレイ』というバンドそのものなのでしょうかね。”うちらに簡単に触れると怒るよ?”というふうな曲に捉えらえますので。
このサイトのような音楽レビューブログも、きっと『パンドラボックス』を”刺激する側”なんでしょうね。『ポルカドットスティングレイ』についてはけっこう好意的に書いているのですが、顔も見えない外野からアレコレ言われているという点で向こうにとっては同じでしょう…。
…取り合えず、この『一大事』は購入して聴いてますので、許してください 笑!
『パンドラボックス』収録アルバムレビューリンク
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