2000年代後半、一部の世間をざわつかせた(?)不思議系おしゃれバンド『相対性理論』!
実験的な言葉選びとアレンジが非常に個性的です。
最初のミニアルバム『シフォン主義』の発表から10年以上が経過した現在、当時の勢いを感じられていないというのが正直なところ。もう一度我々をざわつかせてくれる日を待っています。
今回は、『シンクロニシティーン』の11曲目『ムーンライト銀河』のレビューです。
※『相対性理論』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/相対性理論
『ムーンライト銀河』の全体概要
基本情報
アーティスト | 相対性理論 |
曲名 | ムーンライト銀河 |
演奏時間 | 6:05 |
作詞 | ティカ・α & 永井聖一 |
作曲 | 永井聖一 |
編曲 | ? |
作曲はギター担当の永井聖一。作詞にクレジットされているティカ・αはボーカル担当のやくしまるえつこの別名義。
『シンクロニシティーン』収録曲で言えば、#3 『人工衛星』と同じメンツによる作詞作曲になります。
なお、演奏時間6分超えはアルバム『シンクロニシティーン』収録曲の中で断トツの長さです。
『ムーンライト銀河』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
シンクロニシティーン | 11 |
『シンクロニシティーン』の11曲目に収録。本作『ムーンライト銀河』がアルバム『シンクロニシティーン』の最終トラックになります。
※『ムーンライト銀河』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
“ムーンライト”といえば…連想するのはやはり美少女戦士ではないでしょうか。
90年代のアニメですので、アラサーにしかわからない話かなと思いましたが、2016年にも深夜アニメで復活していたので、今の若い人にも通じる…はず…!
と思ったら、復活版の方は主題歌が『ムーンライト伝説』じゃないんですね…。これじゃぁ本作『ムーンライト銀河』という曲名から美少女戦士への連想はないかもしれません…。
上記のような共感を得られない可能性があることは残念ですが、『ムーンライト銀河』という楽曲と美少女戦士との関連性は実はありません。いや、本当は何かしらリンクするところがあるのかもしれませんが、私には見つけられませんでした。
ですので、美少女戦士のことを知らない脱ゆとり世代でも、気にすることなく本作『ムーンライト銀河』を楽しむことができます。ご安心ください。
楽曲の方ですが、6分を超える演奏時間からも推察できる通り、割とスローテンポな作りになっています。
あと、『ムーンライト銀河』には『相対性理論』の楽曲には珍しく、泣きのギターが入っています。何気なく聴いているとスルーしてしまうかもしれませんので、間奏のギターに意識しながら聴いてみてください。
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『ムーンライト銀河』収録アルバムレビューリンク
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