日本の音楽史を語る上で絶対に外すのことのできないバンド、『X JAPAN』。
YOSHIKI、Toshl、HIDEといったメンバーひとりひとりが持つ物語、バンドが歩んだ歴史、そして多くのロックキッズを虜にした楽曲、どこを切り取っても、もはや芸術とまで呼んでしまえそうな、そんな唯一無二のバンド。
2007年の再結成とその後の世界進出で、解散前よりもパワーアップした『X JAPAN』にまだまだ目を離せませんね!
今回は、『X JAPAN』の楽曲、『WEEK END』のレビューです。
※『X JAPAN』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/X JAPAN
『WEEK END』の全体概要
基本情報
アーティスト | X JAPAN |
曲名 | WEEK END |
演奏時間 | 6:03 |
作詞 | YOSHIKI |
作曲 | YOSHIKI |
編曲 | X |
アルバム『BLUE BLOOD』からリカットされた3rdシングル。
『WEEK END』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
BLUE BLOOD | 3 |
X SINGLES | 5 |
B.O.X 〜Best of X〜 (Disc 1 Best of X) | 4 |
Singles 〜Atlantic Years〜 | 9 |
STAR BOX | 9 |
PERFECT BEST (Disc 2) | 1 |
THE WORLD 〜X JAPAN 初の全世界ベスト〜 (DISC 1) | 5 |
メジャー1stオリジナルアルバム『BLUE BLOOD』の3曲目に収録。
『B.O.X 〜Best of X〜』、『STAR BOX』、『Singles 〜Atlantic Years〜』、『PERFECT BEST』にはライブバージョンにて収録。
また、『X SINGLES』、『THE WORLD 〜X JAPAN 初の全世界ベスト〜』にはシングルバージョンで収録されています。
このように、本作『WEEK END』は様々な作品に収録されていますが、初出のオリジナル版は意外にもアルバム『BLUE BLOOD』のみの収録です。
※『WEEK END』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
『X JAPAN』の定番ロックンロール楽曲『WEEK END』。
サビだけ聴けば、曲名の『WEEK END』を連呼しているだけのシンプルな曲に思えますが、それ以外のパートはむしろメロディアスなYOSHIKI節。さすが『X JAPAN』、一筋縄ではいきません。
『X JAPAN』と言えば、『紅』や『Silent Jealousy』等のハイスピードナンバーか、『Forever Love』のようなバラードの二極というイメージが強いかと思います。本作『WEEK END』はその丁度中間といいますか、ハイスピードナンバー以外のロックな『X JAPAN』を垣間見れる、そんな1曲です。
そういう意味では、実は『X JAPAN』の幅広さを体現している重要な1作と言えるのかもしれません。
ところで本作『WEEK END』には続編があると言われています。
それが本作『WEEK END』のシングルリリース(1990年)から4年後に世に出た10thシングルの『Rusty Nail』です。
『WEEK END』と『Rusty Nail』、どこがどう繋がっているのか双方を聴き比べてみるのもおもしろいと思いますよ。
Amazonで試聴できます。
『WEEK END』収録アルバムレビューリンク
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