2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。
90年代後半はソロで大成したRYUICHIこと『河村隆一』のインパクトが良くも悪くもバンドのイメージを左右していた印象でしたが、2010年の復活後は5人の個性がバランスよく発揮されたキレイな形で快進撃を続けているのが嬉しいですね。
今回は、『LUNA SEA』の楽曲、『STEAL』のレビューです。
※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA
『STEAL』の全体概要
基本情報
アーティスト | LUNA SEA |
曲名 | STEAL |
演奏時間 | 4:17 |
作詞 | LUNA SEA |
作曲 | LUNA SEA |
編曲 | LUNA SEA |
曲名の『STEAL』は”盗む”という意味。
鋼などを意味する”スチール”は”STEEL”というスペルになります。盗むの『STEAL』も鋼の”STEEL”も発音は同じです。
『STEAL』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
EDEN | 8 |
オリジナルアルバム『EDEN』の8曲目に収録。
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レビュー
『LUNA SEA』の楽曲って、バンドアンサンブルの妙が生み出す”かっこよさ”に魅力があると思っています。
初めて聴いたときは”うーん…”と思っても、何度か聴いていくうちに”独特な雰囲気”の良さに気付くというのも結構ありますね。いわゆるスルメ曲というやつでしょうか。カップリング曲にこの手の楽曲が多い印象です。
ただ…本作『STEAL』だけは…何度聴いても未だに好きになれない…のです…。
イントロや間奏などで聴ける、一本のギターがチャッチャッチャッチャッとリズムを刻みながら、ベースともう一本のギターがぬるっとしたフレーズ弾くところ、ここがどうしてもかっこいいと思えないんですよね…。
初めて聴いたとき、悪い意味で“これ…『LUNA SEA』の曲?”って思いました…。
上述した通り、第一印象がイマイチでも何度か聴いていくうちに好きになる曲っていっぱいあるんですけどね。本作『STEAL』もそっちのタイプかなと思っていましたが、結局今でも好きになれないままです。
いや、本当に、『LUNA SEA』の楽曲でこういった感想を抱いているのって、唯一本作『STEAL』だけなんじゃないかな 笑。
この楽曲そのものに関わる部分ではないのですが、アルバム『EDEN』の中で本作『STEAL』から次曲の『LAMENTABLE』につながる瞬間はかっこいいと思います。
本作『STEAL』のぬるっとしたベースのフレーズが、『LAMENTABLE』のロックなフレーズにガラッと変わるとき、”キタキタ!”って気持ちになりますね 笑。
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『STEAL』収録アルバムレビューリンク
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