2017年、ブレイク間違いなし(と思っていたけど、あんまりそうでもなかった)バンド、『ポルカドットスティングレイ』!!
女性ボーカルとギター、ベース、ドラムといった、シンプルな構成の4人ロックバンドです。現在、福岡を拠点に活動しているようですが、人気は全国区レベルと言っても過言ではありません。
今回は『ベニクラゲ』の個別楽曲レビューです。
※『ポルカドットスティングレイ』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ポルカドットスティングレイ
『ベニクラゲ』の全体概要
基本情報
アーティスト | ポルカドットスティングレイ |
曲名 | ベニクラゲ |
演奏時間 | 3:37 |
作詞 | 雫 |
作曲 | 雫 |
編曲 | ポルカドットスティングレイ |
上記の画像は私の想像する『ベニクラゲ』です。名前の通り身体全体が赤みがかってるんだろうなと思っていました。本物はこちら。
身体そのものは透明で、内部の赤い部分(内臓?)が透けて見えます。形は違いますが、見た目の構造はクリオネっぽい印象を受けました。
『ベニクラゲ』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
大正義 | 4 |
ミニアルバム『大正義』の4曲目です。
※『ベニクラゲ』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
雨の降るSEで始まるスローテンポな曲。『ポルカドットスティングレイ』がオープニングにSEを入れるのは珍しいですね。
曲名の『ベニクラゲ』の通り、ふわふわと海を漂うクラゲのような浮遊感のある雰囲気が曲全体を包み込んでいます。
出だし1番Aメロのシンバルを使わないドラムと、その上をスタッカートの効いたギターで表拍を淡々と鳴らすのが、シンプルながらも波に揺られているような感じがします。
浮遊感の演出と言えば、高音域ベースでグイグイやるイメージがありますが、こういうのもアリですね!
曲そのものの良し悪しとはちょっと関係ないかもしれませんが、Bメロサビ前のボーカル、「誰のせい」の「せい」の発音が気になってしまいました。私の耳にはどうも「誰のすぃー」としか聞こえなくて…。
しかも、同アルバム『大正義』1曲目の『エレクトリック・パブリック』でも「誰のせい」っていうフレーズがあって、やっぱりこっちも「誰のすぃー」と聞こえるんですよね…。ボーカル担当の雫のクセなんでしょうか。
どちらの「誰のすぃー」も割と決め台詞的なポジションなので、ここで引っかかってしまうと曲の印象が「誰のすぃー」に引っ張られてしまう…。
ということで、『ベニクラゲ』の聴きどころは浮遊感漂う「誰のすぃー」です。
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『ベニクラゲ』収録アルバムレビューリンク
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