ボーカルとベースの二人組という珍しい組み合わせのバンド、『黒夢』。
メジャーデビュー時はボーカル、ベース、ギターの3人構成だったのですが途中でギターの臣が脱退。その後はメンバー補充することなくボーカルの清春とベースの人時の二人で活動していくことになります。2010年の復活後もその体制は変わっていません。
今回は、『黒夢』の楽曲、『DANCE 2 GARNET』のレビューです。
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『DANCE 2 GARNET』の全体概要
基本情報
アーティスト | 黒夢 |
曲名 | DANCE 2 GARNET |
演奏時間 | 4:44 |
作詞 | 清春 |
作曲 | 人時 |
編曲 | 黒夢 |
インディーズアルバム『亡骸を…』収録が初出。
その後”toy version”としてリメイクされたバージョンが4thシングル『Miss MOONLIGHT』のカップリング曲として収録されました。
『DANCE 2 GARNET』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
亡骸を… | 3 |
KUROYUME COMPLETE RARE TRACKS 1991-1993 〜インディーズ全曲集〜 (Disc 2) | 9 |
黒夢コンプリート・シングルズ (B-disc) | 4 |
インディーズアルバム『亡骸を…』の3曲目に収録。
『黒夢コンプリート・シングルズ』には4thシングル『Miss MOONLIGHT』のカップリングとなった”toy version”が収録されています。
※『DANCE 2 GARNET』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
一定のリズムで上下するメロディアスなイントロのギターが印象的な1曲。
本作『DANCE 2 GARNET』の「DANCE」な部分を感じられるフレーズだと思います。
上述のイントロもそうですが、本作『DANCE 2 GARNET』は『黒夢』のインディーズ時代作品の中ではかなりキャッチーな作品ですよね。
『黒夢』のインディーズ時代の作品は”なんじゃこりゃ”と思えるほど風変わりでバイオレンスな楽曲だったり、ただただ暗くて陰鬱な楽曲だったりが多いので、本作『DANCE 2 GARNET』が相対的にも非常にキャッチーに聴こえます。
そんなキャッチーさが再評価されたのか、メジャーデビュー後も4thシングル『Miss MOONLIGHT』のカップリングに”toy version”で収録されています。
ところで、サブタイトルについている”toy version”の”toy”ってなんでしょうね。
インディーズ版とは異なり、”toy version”の『DANCE 2 GARNET』で聴けるドラムが打ち込みっぽいので、このちゃちな感じを指して”toy(おもちゃ)”と名付けたのかな…なんて私は思っています。
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