2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!
ギラギラした妖しい容姿、歌謡曲風の曲調、核心を突いた歌詞…そのどれもが絶妙なバランスの上に成り立つ唯一無二のバンドです。
一度の解散を経て今では”生涯解散することはない”と宣言していますが、この絶妙なバランスを保ったまま長く続いていく奇跡を信じています。
今回は、アルバム『EXPERIENCE MOVIE』の1曲目、『MORALITY SLAVE』のレビューです。
※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY
『MORALITY SLAVE』の全体概要
基本情報
アーティスト | THE YELLOW MONKEY |
曲名 | MORALITY SLAVE |
演奏時間 | 6:24 |
作詞 | 吉井和哉 |
作曲 | 吉井和哉 |
編曲 | THE YELLOW MONKEY |
『MORALITY SLAVE』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
EXPERIENCE MOVIE | 1 |
TRIAD YEARS THE VERY BEST OF THE YELLOW MONKEY (act II) | 5 |
オリジナルアルバム『EXPERIENCE MOVIE』の1曲目に収録。
※『MORALITY SLAVE』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
ベートーヴェンのピアノソナタ『月光』で幕を開ける本作『MORALITY SLAVE』。
ただ、『月光』によるオープニングはあくまで雰囲気付けで、メイン部分はカチッとしたバンドサウンドの楽曲です。
しかし、本作『MORALITY SLAVE』のインパクトはサウンド面よりもワード面ではないでしょうか?
なんと言っても、サビに出てくる「改造ペ■■」というワード!こいつのインパクトが強烈です 笑。まるで下ネタとSFが合体したような新しい言葉の組み合わせ。
アルバム1曲目からしてこんな調子ですから、『EXPERIENCE MOVIE』が只者ではなさそうなことが十分に伝わってきます。
それから、サビで連呼される「ロボトミー」という言葉。これ、本来は”大脳を切り取ることで精神疾患を治療する外科手術”のことを指します(スペルはlobotomy)。
ただ、上記の「改造ペ■■」の一件がありますので、曲の流れ上「ロボトミー」が“ロボットにされたトミーさん(Robo-Tommy)”のことのように聴こえてきます。”ロボット化され、「改造ペ■■」を持ったトミーさん”ということです。
ああ…ロボットにされてしまったトミーさん…。いったい「改造ペ■■」の使い道は何なのでしょう…。
…”何言ってんだこいつ”って思いましたか?
ええ、私も自分で何言ってんだかわかんなくなってきました 笑。
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『MORALITY SLAVE』収録アルバムレビューリンク
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