個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/ジュディ

投稿日:2017年7月14日 更新日:

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!

大人の魅力を増して帰ってきてくれましたね!

これから出す新曲やアルバムがどんなものになるのか楽しみです。年齢的な深みが増すことで、必ずしやこれまでの名盤、名曲を超える作品を生み出していってくれることでしょう!

今回は、アルバム『8』の1曲目、『ジュディ』レビューです。

※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY

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『ジュディ』の全体概要

基本情報

アーティストTHE YELLOW MONKEY
曲名ジュディ
演奏時間4:36
作詞吉井和哉
作曲吉井和哉
編曲THE YELLOW MONKEY

『THE YELLOW MONKEY』の楽曲って、人の名前が曲名につくことが多い気がします。”ジュディ”の他には”麗奈”、”マリー”、最近では”ロザーナ”もそうですかね。

『ジュディ』収録アルバム

アルバム名トラック#
81

アルバム『8』の1曲目です。

※『ジュディ』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

ヘビーなバンドサウンドの1曲、『ジュディ』。

時々入る電子的なニヨニヨ音と伸びやかな単音ギターが緊張感のある雰囲気を醸し出しています。『THE YELLOW MONKEY』にしては珍しい曲調かもしれません。妖しくてギラギラした雰囲気の曲ならいっぱいあるんですけどね。特に初期とか。

ヘビーなズンズンサウンドに乗る歌詞は、相変わらず下ネタ交じりですが、吹っ切れた諦めのような香りも言葉の端々から微かに感じます。うん、正直かっこいい。

チャラくない下ネタを歌えるのは『THE YELLOW MONKEY』の特権ですね。

押しつけがましい説教じみた教訓ではなく、サラッと下ネタ絡めて大事なことを言う感じ。ホントにこのバンドじゃなきゃできないですよ。独り言みたいな歌詞が聴き手をノーガードにさせて、心にサッと入ってくるんでしょうね。

それから、開放感のあるサビ。素敵です。

Aメロ、Bメロは、8ビートに乗せてギターとベースがズンズンやり、サビでギターがジャーンと来る開放感。ありふれた手法かもしれませんが、やっぱりかっこいいです。

本作『ジュディ』、アルバムの一発目として相応しい1曲だと思います。アルバム全体への期待感を高めてくれます。

Amazonで試聴できます。

『ジュディ』収録アルバムレビューリンク

※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。