エアーバンドなる言葉を世に定着させた先駆者『ゴールデンボンバー』。
エアーバンドだけあって、演奏代わりの奇抜なパフォーマンスが目立ちますが、鬼才・鬼龍院翔による独特な視点の楽曲も魅力です。
このまま『女々しくて』の一発屋として消えていかないことを…願っています!
今回は『ゴールデンボンバー』の個別楽曲、『さよなら冬美』のレビューです。
※『ゴールデンボンバー』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ゴールデンボンバー
『さよなら冬美』の全体概要
基本情報
アーティスト | ゴールデンボンバー |
曲名 | さよなら冬美 |
演奏時間 | 3:47 |
作詞 | 鬼龍院翔 |
作曲 | 鬼龍院翔 |
編曲 | tatsuo & 鬼龍院翔 |
12thシングル『酔わせてモヒート』のカップリング曲。
『さよなら冬美』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
ゴールデン・アルバム | 7 |
ザ・パスト・マスターズ Vol.1 | 10 |
『ゴールデンボンバー』初のオリジナルアルバム、『ゴールデン・アルバム』には”Euro Mix”で収録。アルバムバージョンの域を超えたレベルでアレンジが変わっています。
原曲が聴きたければ、『ザ・パスト・マスターズ Vol.1』の方を選択してください。
※『さよなら冬美』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
女々しいバラードソング、『さよなら冬美』。
『ゴールデンボンバー』らしく、女々しい歌詞なのですが、それ以外は取り立てて特徴のない1曲ですね…。『ゴールデン・アルバム』収録にあたっては、Euro Mixと名付けられ、アレンジが大幅に変わっているのですが、これは原曲の没個性感に理由があるのかもしれません。
Euro Mixと言えば、『ゴールデン・アルバム』の収録曲って国際色豊かですよね。
『さよなら冬美』のEuro Mix(欧州)に加え、C-POP(中国)を意識した『成龙很酷』、K-POPバージョン(韓国)として生まれ変わった『女々しくて』。ここまで何でもありだと、アルバムの多様性は確実に高まります 笑。
個性的なポイントをあえて探すとすれば、『さよなら冬美』というこの曲名でしょうか。まぁ、”冬美って誰だよ!”というツッコミ待ちな印象は拭えませんが。
ただ、”冬美”という個人名を曲名に入れておきながら、”冬美”というワードが歌詞に一切出てこないのは新しいかもしれません。
曲名に人物名が入っている『ゴールデンボンバー』の楽曲といえば、他にも『まさし』なんかがありますが、こちらの方が『ゴールデンボンバー』らしく、個性と才能にあふれていて私は好きです。
Amazonで試聴できます。
『さよなら冬美』収録アルバムレビューリンク
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