個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】hide/FLAME

投稿日:2017年10月4日 更新日:

伝説のミュージシャン…その言葉が最も似合う日本人は、やはり『hide』ではないでしょうか。

カリスマバンド『X JAPAN』のギタリストというポジション、トレードマークの赤髪、ズバ抜けたセンス、そして若くして迎えてしまった死…。

『hide』を聴いたことがある人なら、おそらく誰しも思ったんじゃないでしょうか、”今も生きてたら、どんなことして楽しませてくれてたんだろう”って。

今回は、『FLAME』のレビューです。

※『hide』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/hide

candle

『FLAME』の全体概要

基本情報

アーティストhide
曲名FLAME
演奏時間5:18
作詞hide
作曲hide
編曲hide

曲名の『FLAME』は”炎”という意味。

ちなみに、日本語でフレームと呼ぶ、”枠”とか”骨組み”を意味する方は”FRAME”。

『FLAME』収録アルバム

アルバム名トラック#
PSYENCE7
hide BEST 〜PSYCHOMMUNITY〜6
KING OF PSYBORG ROCK STAR5
We Love hide 〜The Best in The World〜 (DISC 2)1

2ndオリジナルアルバム『PSYENCE』の7曲目に収録。

『KING OF PSYBORG ROCK STAR』には”PSYENCE FACTION version”で収録。このPSYENCE~は13thシングル『In Motion』にカップリングとして収録されたバージョンです。

※『FLAME』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

5thシングル『MISERY』を再構成したと言われる楽曲、『FLAME』。

再構成と言われているのは、歌詞の方でしょうね。『MISERY』も『FLAME』も”悲しみを受け入れよう”という同じテーマを歌っています。『FLAME』で使用している言葉やフレーズも『MISERY』の引用と思われるものが多々あります。

本作『FLAME』、正直最初は良さがわかりませんでした。

私は『hide BEST 〜PSYCHOMMUNITY〜』で『hide』の楽曲に触れ始めたのですが、その頃は『ROCKET DIVE』とか『ピンク スパイダー』といった、サビがわかりやすい、耳触りの良い曲が好みだったんですよね。

本作『FLAME』のかっこよさに気づいたのは、自分で楽器を始めたり、曲作りを始めた頃でした。

この楽曲の持つグルーヴ感がかっこいいことに気づけたんですね。バンドサウンドとして縦を揃えて動きながら、歌メロの流れからは外す感じ、かっこいいです!

体が勝手に動き出しそうな、そんなサウンドを聴かせてくれます。

本作『FLAME』のサウンド感ですが、個人的には『LUNA SEA』の楽曲に近いものを感じています。『LUNA SEA』のアルバムで言えば、『STYLE』あたりに入っていそうなサウンド。

…と思ったら、『LUNA SEA』でベースを担当しているJがカバーしていたんですね!

『hide TRIBUTE VII-Rock SPIRITS-』にJのカバーした『FLAME』が収録されています。これは期待できる!

と思って聴いてみたら…すいません、なんか思ってたのと違う!

ここはやはり本家を聴き直してみますかね~。

『FLAME』収録アルバムレビューリンク

※『hide』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/hide

-個別楽曲レビュー
-, ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】Every Little Thing/Rescue me

J-POPのお手本のような楽曲を連発したユニット、『Every Little Thing』。 1996年にデビューし、2016年に20周年を迎えました。 2000年前後ほどの派手なヒットはありませんが …

【個別楽曲レビュー】チャットモンチー/夕日哀愁風車

キラキラしたかわいい女の子ではなく(失礼)、もっと素の女の子をシンプルなバンドサウンドで表現してきた『チャットモンチー』! 気づけば、数多く存在する部活動的雰囲気を持った現代ガールズバンドの元祖とも言 …

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/MORALITY SLAVE

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!! ギラギラした妖しい容姿、歌謡曲風の曲調、核心を突いた歌詞…そのどれもが絶妙なバランスの上に成り立つ唯一無二のバンドです。 一度 …

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/RAINBOW MAN

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!! 復活後も精力的に新作を発表してくれるのがとても嬉しいです。 テレビなんかでは、過去の名作を披露してくれることが時々ありますので …

【個別楽曲レビュー】L’Arc〜en〜Ciel/Pieces

日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』! かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhyd …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。