個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】hide/ever free

投稿日:2017年10月11日 更新日:

伝説のミュージシャン…その言葉が最も似合う日本人は、やはり『hide』ではないでしょうか。

カリスマバンド『X JAPAN』のギタリストというポジション、トレードマークの赤髪、ズバ抜けたセンス、そして若くして迎えてしまった死…。

『hide』を聴いたことがある人なら、おそらく誰しも思ったんじゃないでしょうか、”今も生きてたら、どんなことして楽しませてくれてたんだろう”って。

今回は、『ever free』のレビューです。

※『hide』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/hide

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『ever free』の全体概要

基本情報

アーティストhide with Spread Beaver
曲名ever free
演奏時間3:37
作詞hide
作曲hide
編曲hide

10thシングルの表題曲。『hide with Spread Beaver』名義としては3rdシングルに当たります。

『ever free』収録アルバム

アルバム名トラック#
Ja,Zoo7
hide BEST 〜PSYCHOMMUNITY〜13
hide SINGLES 〜Junk Story〜11
We Love hide 〜The Best in The World〜 (DISC 1)5

オリジナルアルバムでは『Ja,Zoo』に収録。

※『ever free』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

カチッとしたまとまりのある、ポップなロックソング、『ever free』。

この聴き心地、他のバンドに例えようと思ったんですが、難しいですね。

『ever free』みたいなポップなロックって、ありそうでないんですよね(私の音楽ボキャブラリーが少ないだけかもしれませんが)。んー…時代は下りますが、『B’z』の『愛のバクダン』辺りが近いイメージかなぁ。

『hide』の過去の楽曲で言うなら、『Hi-Ho』のような能天気でポジティブな雰囲気を『ROCKET DIVE』のような厚みのある音で取り囲んでいる、そんな感じです。

『hide』の陽の部分にスポットライトを当てた1曲と言えそうですね。

ソロ初期の『EYES LOVE YOU』や『DICE』に比べると、『X JAPAN』譲りの毒々しさがほとんど抜けていて、バンドとソロは完全に別物になっている気がします。例えば、『X JAPAN』が苦手で、そのイメージのまま『hide』も聴かず嫌いになっているなら、本作『ever free』から入ってみるといいかもしれません。

『ever free』収録アルバムレビューリンク

※『hide』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/hide

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。
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