日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』!
かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhydeの美貌によるカリスマ的な影響力もすごいものがありますが。
今回は『浸食 〜lose control〜』の個別楽曲レビューです。
※『L’Arc〜en〜Ciel』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/L’Arc〜en〜Ciel
目次
『浸食 〜lose control〜』の全体概要
基本情報
アーティスト | L’Arc〜en〜Ciel |
曲名 | 浸食 〜lose control〜 |
演奏時間 | 4:45 |
作詞 | hyde |
作曲 | ken |
編曲 | L’Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano |
12thシングル。
『HONEY』、『花葬』と合わせて3作同時にリリースされたシングルの一つです。
『浸食 〜lose control〜』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
ray | 8 |
The Best of L’Arc〜en〜Ciel 1998-2000 | 3 |
オリジナルアルバム『ray』に収録。
同時発売兄弟の『HONEY』、『花葬』は様々なベストアルバムに収録されていますが、末っ子の本作『浸食 〜lose control〜』は兄たちと比較するとベストアルバムの常連とは言え無さそうです。
※『浸食 〜lose control〜』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
本作『浸食 〜lose control〜』のキーワードと言えば“変拍子”ですかね。
スコアを見てみるとわかるんですが、6/8とか6/4なんかはまだしも、7/4という滅多に見ないような拍子が出てきます。
ただ、1stシングルの『Blurry Eyes』だって変拍子を取り入れていましたからね。変拍子がラルクにとって特別目新しい要素ってわけではないです。
それよりも、サビでベースとギターが縦を合わせてシンプルにリズムを作るバンドサウンドが、当時のラルクとしては新しいかったのではないでしょうか。
怪しげな雰囲気を醸し出すアルペジオから、一転して繰り出される乱暴なユニゾン!この変貌っぷりに一時期ハマって、『浸食 〜lose control〜』をヘビロテしてたこともありました 笑。
例えば本作『浸食 〜lose control〜』とか、7thシングルの『虹』なんかもそうですけど、ロックという音楽が根本に持つ激しさと、ラルクの持つ幻想的な雰囲気が見事に融合した作品が私のツボです。
そして、そういう曲はだいたいken作曲なんですよね。偶然かもしれませんが。
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『浸食 〜lose control〜』収録アルバムレビューリンク
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