2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!
復活後も精力的に新作を発表してくれるのがとても嬉しいです。
テレビなんかでは、過去の名作を披露してくれることが時々ありますので、過去の作品を嗜みながら、新作をかじっていくのが、今のイエモンを聴く上での一つのスタイルなんでしょうかね。
今回は、アルバム『SICKS』の4曲目、『TVのシンガー』レビューです。
※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY
『TVのシンガー』の全体概要
基本情報
アーティスト | THE YELLOW MONKEY |
曲名 | TVのシンガー |
演奏時間 | 4:22 |
作詞 | 吉井和哉 |
作曲 | 菊地英昭 |
編曲 | THE YELLOW MONKEY |
作曲はギターの菊地英昭が担当。
『TVのシンガー』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
SICKS | 4 |
THE YELLOW MONKEY MOTHER OF ALL THE BEST (Disc 1) | 4 |
オリジナルアルバム『SICKS』の4曲目に収録。
また、ベストアルバム『THE YELLOW MONKEY MOTHER OF ALL THE BEST』にも収録されています。
※『TVのシンガー』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
曲名通り、『TVのシンガー』を皮肉った1曲。
ロックな曲調に乗せ、最初から最後までズバッと“TVのシンガー”を切り捨てています。
この曲を書いた吉井和哉自身だって、『TVのシンガー』だと思うんですけどね。この皮肉に込められた内容は、彼の見た現実なのか、はたまた彼自身のことなのか、その両方なのか…。
アルバム『SICKS』収録曲はその名の通り病んだ曲が多く、この『TVのシンガー』もやはりどこか病んだ感じのする楽曲です。
ただ、他の『SICKS』収録曲に比べれば、”素直な病み方”な気がします。”君の憧れているTVのシンガーなんて、所詮こんなもんだよ”っていう、わかりやすいメッセージが真っすぐ届いてくるからでしょうかね。
イエモンのトリビュートアルバム『THIS IS FOR YOU~THE YELLOW MONKEY TRIBUTE ALBUM』には『9mm parabellum bullet』のカバーが収録されています。
こちらのほうが、より乱暴なアレンジになっています。
好き嫌いはあると思いますが、私は良カバーだという感想を抱きました。
イエモンの原曲もAmazonで試聴できます。
『TVのシンガー』収録アルバムレビューリンク
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