J-POPのお手本のような楽曲を連発したユニット、『Every Little Thing』。
特に90年代後半の五十嵐充プロデュース時代の楽曲は、ビーイング系のバンドっぽいサウンドと小室ファミリーのダンスっぽいサウンドを見事に融合させた、ザ・J-POPでした。
これが日本人の心に響かないわけがない!
今回は、『Every Little Thing』の楽曲、『(When) Will It Rain (Instrumental)』のレビューです。
※『Every Little Thing』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/Every Little Thing
目次
『(When) Will It Rain (Instrumental)』の全体概要
基本情報
アーティスト | Every Little Thing |
曲名 | (When) Will It Rain (Instrumental) |
演奏時間 | 2:37 |
作詞 | – |
作曲 | 伊藤一朗 |
編曲 | 伊藤一朗 & 桑島幻矢 |
“いっくん”こと伊藤一朗が手掛けた楽曲。
本作がベストアルバム『Every Best Single +3』収録曲の中では最も演奏時間の短い楽曲になります。
『(When) Will It Rain (Instrumental)』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
Every Best Single +3 | 13 |
ベストアルバム『Every Best Single +3』のみの収録。
※『(When) Will It Rain (Instrumental)』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
ベストアルバム『Every Best Single +3』の”+3″にあたる1曲が本作『(When) Will It Rain (Instrumental)』。シングルベストに収録されたオマケ3曲のうち1曲ということです。
『Every Little Thing』でギターを担当している伊藤一朗による楽曲のためか、ギターによるインスト曲(歌の無い曲)になっています。
歌をメインにしたJ-POPアーティストでも、アルバムにインスト曲を収録することがありますし、ELTはこれまでもオリジナルアルバムに何度もインスト曲を収録してきたので、本作『(When) Will It Rain (Instrumental)』の存在自体は別段珍しいものではありません。
ただ、J-POPアーティストがインスト曲をアルバムに収録する場合、多くは曲と曲のつなぎ的な扱いで採用することが多いです。あくまで歌がメイン。その箸休めとしてのインスト曲、という格好です。
しかし、本作『(When) Will It Rain (Instrumental)』はベストアルバムのオマケという扱いで収録されたインスト曲ということで、J-POPアーティストにおけるインスト曲の扱いとしては珍しい部類ではないでしょうか。
ベストアルバムは既出の曲の寄せ集めですので、熱心なファンにとっては既に知っている楽曲ばかりです。そんなリスナーの購買意欲をそそるために、ベストアルバムに未発表のオマケ楽曲をつけるものと思っています。
そんなオマケの1曲がインスト曲というのは…なかなか挑戦的だなと思ったわけです 笑。
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『(When) Will It Rain (Instrumental)』収録アルバムレビューリンク
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