個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】黒夢/KNEES TO BREAK

投稿日:2018年11月23日 更新日:

ボーカルとベースの二人組という珍しい組み合わせのバンド、『黒夢』。

ヴィジュアル系にカテゴライズされるイメージがありますが、その音楽性はアルバムをリリースする度にガラッと変わっており、一つのジャンルで括ることはなかなかに難しいバンドです。

今回は、『黒夢』の楽曲、『KNEES TO BREAK』のレビューです。

※『黒夢』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/黒夢

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『KNEES TO BREAK』の全体概要

基本情報

アーティスト黒夢
曲名KNEES TO BREAK
演奏時間2:32
作詞清春
作曲人時
編曲黒夢

『KNEES TO BREAK』収録アルバム

アルバム名トラック#
CORKSCREW13

メジャー6thアルバム『CORKSCREW』の13曲目に収録。

※『KNEES TO BREAK』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

パンクな楽曲が多数収録されたアルバム『CORKSCREW』において、#7 『TELL』と同じく数少ないミディアムテンポに仕上げられた楽曲『KNEES TO BREAK』。

ミディアムテンポとは言え、演奏時間は2分半程度という短さ。

13曲目(アルバム『CORKSCREW』の最終トラック一つ前)で長尺でミディアムテンポな楽曲が登場してしまうと、アルバムの勢いが削がれてしまう恐れがありますからね。

サクッと終わるミディアムテンポな『KNEES TO BREAK』を最終トラック直前に配置することで、一度膝を折り曲げ、最後に大きくジャンプするためのパワーを溜めているような感じがします。

本作『KNEES TO BREAK』、歌詞の内容は相変わらず攻撃的です。

今回の攻撃対象は“スキャンダルを追いかけるパパラッチ”でしょうかね。歌い出しにて早速「YELLOW PAPER」と歌っていることからも、間違いないかと思います。

ちなみに、今回この楽曲の記事を書くにあたり、本作『KNEES TO BREAK』の歌詞検索をしてみて初めて歌い出しが「YELLOW PAPER」だということを知りました。ずっと“野郎ベイベー”と聴こえていたんですよね 笑。

「YELLOW PAPER」と歌っていることを理解した上で再度聴いてみましたが、「PAPER」部分が”ベイベー”と聴こえていたのは私の耳が悪かったなと思います。しっかり「P」の破裂音が聴こえますもんね。「PAPER」と聴こえるかは多少怪しい部分はありますが、”ベイベー”はさすがに無いです。

…しかし、「YELLOW」のところは…やっぱり“野郎”と歌ってませんか!? 笑。

Amazonで試聴できます。

『KNEES TO BREAK』収録アルバムレビューリンク

※『黒夢』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/黒夢

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。