2013年、惜しまれながらも解散した『GARNET CROW』。
女性のボーカルとキーボード、男性のギターとキーボードという4人構成で活動していました。
メンバーが楽曲制作に携わる場合、ボーカルが作詞を担当するケースが多いのがJ-POPですが、『GARNET CROW』はキーボードのAZUKI七が作詞し、ボーカルの中村由利は作曲を担当しています。『GARNET CROW』特有とも言える、少し変わった役割分担ですね。
今回は、アルバム『Crystallize 〜君という光〜』の8曲目、『Endless Desire』のレビューです。
※『GARNET CROW』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/GARNET CROW
『Endless Desire』の全体概要
基本情報
アーティスト | GARNET CROW |
曲名 | Endless Desire |
演奏時間 | 4:40 |
作詞 | AZUKI七 |
作曲 | 中村由利 |
編曲 | 古井弘人 |
『Endless Desire』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
Crystallize 〜君という光〜 | 8 |
オリジナルアルバム『Crystallize 〜君という光〜』の8曲目。
※『Endless Desire』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
スリリングな雰囲気と疾走感の組み合わせが心地いい楽曲、『Endless Desire』。
これまでの楽曲でいうと、インディーズアルバム『first kaleidscope ~君の家に着くまでずっと走ってゆく~』に収録されている『dreaming of love』に聴き心地が似ているような気がします。
ただ、『Endless Desire』はメジャーデビュー3枚目のアルバム収録曲ということもあり、インディーズ時代に比べるとポップスとしてより洗練された感じがしますね。
楽曲の雰囲気はもちろんのこと、歌詞に「Mistery」なんて言葉も出てきていますし、『GARNET CROW』が頻繁にタイアップした”名探偵コナン”のオープニングにピッタリな楽曲だなって思います。実際はアルバム『Crystallize 〜君という光〜』の1曲という扱いで、何のタイアップもない曲なんですけどね。。。
けっこうかっこいい曲なのですが、シングルとして単体で出すにはパンチに欠けるところがあるのでしょう。
アルバムの1曲として聴くのが一番映える、そういう曲ってありますよね。『Endless Desire』はまさにそんな楽曲で、アルバム『Crystallize 〜君という光〜』の”名脇役”という立ち位置が与えられているものと思われます。
『Endless Desire』収録アルバムレビューリンク
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