2013年、惜しまれながらも解散した『GARNET CROW』。
女性のボーカルとキーボード、男性のギターとキーボードという4人構成で活動していました。
丁寧に作りこまれたポップソングが『GARNET CROW』の魅力です。某名探偵アニメに採用された曲以外にも素敵な曲がたくさんありますよ!
今回は、アルバム『first soundscope 〜水のない晴れた海へ〜』の5曲目、『巡り来る春に』のレビューです。
※『GARNET CROW』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/GARNET CROW
『巡り来る春に』の全体概要
基本情報
アーティスト | GARNET CROW |
曲名 | 巡り来る春に |
演奏時間 | 4:57 |
作詞 | AZUKI七 |
作曲 | 中村由利 |
編曲 | 古井弘人 |
アルバム『first soundscope 〜水のない晴れた海へ〜』には5分を超える曲が無く、本作『巡り来る春に』がアルバム内では演奏時間最長の曲になります。
『巡り来る春に』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
first soundscope 〜水のない晴れた海へ〜 | 5 |
THE BEST History of GARNET CROW at the crest… (Disc 3:Premium Disc) | 12 |
オリジナルアルバム『first soundscope 〜水のない晴れた海へ〜』の5曲目に収録。
非シングル曲ながら、ベストアルバムにも収録されています。ただし、『THE BEST History of GARNET CROW at the crest…』のDisc 3は初回限定盤のみの付属になります。
※『巡り来る春に』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
まず、曲名ですよね。『巡り来る春に』という曲名…美しい!
そして、『巡り来る春に』いったい何が起こるのか?
サビの歌詞では、この言葉の後に「旅立つ」という言葉が続きます。つまり、別れの歌なんですね。楽曲自体のアレンジも落ち着ていてどこか物悲しさがあります。四字熟語で言えば、“諸行無常”って言葉がぴったりかな。そんな雰囲気を感じます。
別れるのは悲しいけど、そこに未練がましさを持たず、しっとりと受け入れる…。
1番サビ前のBメロは歌詞が神懸ってますよね。ぜひここは聴いてみてほしいです。この言葉の組み合わせはさすが『GARNET CROW』です。
本作『巡り来る春に』、アルバム『first soundscope 〜水のない晴れた海へ〜』では5曲目に収録されていますが、この二つ前の3曲目には『夏の幻』が配置されています。
“夏”の後に”春”と、季節的には逆行する形の曲順になっているんですね。これは狙っているのか偶然なのか…真実は既に解散してしまった『GARNET CROW』のみが知っています…。
って、特に意味はないんでしょうけど 笑。
『巡り来る春に』収録アルバムレビューリンク
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