個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】GARNET CROW/pray

投稿日:2017年8月24日 更新日:

2013年、惜しまれながらも解散した『GARNET CROW』。

女性のボーカルとキーボード、男性のギターとキーボードという4人構成で活動していました。

丁寧に作りこまれたポップソングが『GARNET CROW』の魅力です。世間的には地味なイメージを持たれてそうですが、楽曲はとても味わい深くて、飽きずに長くお付き合いできますよ。

今回は、アルバム『SPARKLE 〜筋書き通りのスカイブルー〜』の4曲目、『pray』のレビューです。

※『GARNET CROW』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/GARNET CROW

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『pray』の全体概要

基本情報

アーティストGARNET CROW
曲名pray
演奏時間4:28
作詞AZUKI七
作曲中村由利
編曲古井弘人

作詞、作曲、編曲はいつもの面々。

『pray』収録アルバム

アルバム名トラック#
SPARKLE 〜筋書き通りのスカイブルー〜4
THE BEST History of GARNET CROW at the crest… (Disc 3:Premium Disc)2

オリジナルアルバム『SPARKLE 〜筋書き通りのスカイブルー〜』の4曲目に収録。

※『pray』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

ザ日本の夏って雰囲気が漂う1曲、『pray』。

日本の夏を描いた曲といえば、『久石譲』の『Summer』が思い浮かぶのですが、『GARNET CROW』の本作『pray』もそれと似たような聴き心地です。

アスファルトの熱に空気がゆがむような都会的な夏ではなく、緑あふれる田舎の夏を感じるところなんかが、『久石譲』の『Summer』と似ているところかな。

『pray』という曲名、日本語訳すれば”祈る”です。

“日本の夏”で”祈る”と言えば…お盆ですね!

そう、この『pray』、お盆を歌った曲なんじゃないかと思っております。

“お盆の曲”といえば、盆踊りといった、割と陽気な歌が連想されますかね。しかし、本作はけっこうしんみりとした雰囲気に包まれていて、まさに、“死者に祈る”って感じがします。

この雰囲気を作る上で特徴的なのは、サビにおける無音の使い方ではないでしょうか。1フレーズごとに入る無音が時の終わりを告げているようで、『pray』の中に言葉にならない”死”を感じられます。

正直、初めて聴いたときは驚きました。”こんな隠し玉を持っていたなんて!”って。

本作『pray』、アルバム『SPARKLE 〜筋書き通りのスカイブルー〜』の中で一番のお気に入りです。

『pray』収録アルバムレビューリンク

※『GARNET CROW』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/GARNET CROW

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。