2013年、惜しまれながらも解散した『GARNET CROW』。
女性のボーカルとキーボード、男性のギターとキーボードという4人構成で活動していました。
メンバーが楽曲制作に携わる場合、ボーカルが作詞を担当するケースが多いのがJ-POPですが、『GARNET CROW』はキーボードのAZUKI七が作詞し、ボーカルの中村由利は作曲を担当しています。『GARNET CROW』特有とも言える、少し変わった役割分担ですね。
今回は、アルバム『Crystallize 〜君という光〜』の7曲目、『永遠を駆け抜ける一瞬の僕ら』のレビューです。
※『GARNET CROW』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/GARNET CROW
『永遠を駆け抜ける一瞬の僕ら』の全体概要
基本情報
アーティスト | GARNET CROW |
曲名 | 永遠を駆け抜ける一瞬の僕ら |
演奏時間 | 4:15 |
作詞 | AZUKI七 |
作曲 | 中村由利 |
編曲 | Miguel Sá Pessoa & 古井弘人 |
時々『GARNET CROW』の編曲に携わっているMiguel Sá Pessoa(ミゲル・サ・ペソア)。アルバム『Crystallize 〜君という光〜』の中では本作『永遠を駆け抜ける一瞬の僕ら』のみの登場です。
曲名に出てくる「永遠」の読みは”えいえん”ではなく”とわ”。
『永遠を駆け抜ける一瞬の僕ら』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
Crystallize 〜君という光〜 | 7 |
Best (Disc 2) | 5 |
オリジナルアルバム『Crystallize 〜君という光〜』の7曲目。
※『永遠を駆け抜ける一瞬の僕ら』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
曲名に「駆け抜ける」とか「一瞬」なんて言葉が入っているので、疾走感のある楽曲を期待してしまいますが(私だけ?)、実態はミディアムテンポな楽曲。
『GARNET CROW』側には”曲名で騙してやろう”なんて意図はないでしょうから、私の早とちりです。
本作『永遠を駆け抜ける一瞬の僕ら』はおしゃれなピアノが心地いいですね。
このピアノの音に地中海の晴れた空を連想します。歌詞中にそんなワードは出てこないんですけどね。おだやかでカラッとした地中海の雰囲気を感じる、そんなアレンジです。
歌詞を見ておもったのですが、2番Aメロの歌詞、「偉大」と書いて「すき」と読ませているんですね。作詞担当のAZUKI七は、こういった普通にはない読ませ方をすることが多いのですが、「偉大」と書いて「すき」と読むというのは…かなりぶっ飛んでませんか!?
一見しただけでは読み方がわからないという意味で、キラキラネームならぬ、キラキラリリックとでも呼びたいレベルです 笑。
『永遠を駆け抜ける一瞬の僕ら』収録アルバムレビューリンク
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