ギターボーカル担当の川谷絵音の不倫だったり、ドラム担当のほな・いこかが「さとうほなみ」名義で女優デビューしたりと、音楽面よりメンバーの素行が注目されてしまったバンド、『ゲスの極み乙女。』
注目のされ方はバンドとしては不本意だったと思いますが、当バンドの楽曲はおしゃれなサウンドに乗せたラップとキャッチーなサビが魅力です。
今回は、彼らのメジャー1stアルバムとしてリリースされた『魅力がすごいよ』の8曲目、『ruins』のレビューです。
※『ゲスの極み乙女。』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ゲスの極み乙女。
『ruins』の全体概要
基本情報
アーティスト | ゲスの極み乙女。 |
曲名 | ruins |
演奏時間 | 0:49 |
作詞 | 川谷絵音 |
作曲 | 川谷絵音 |
編曲 | ? |
アルバム『魅力がすごいよ』の中で最も演奏時間の短い曲。
演奏時間は1分にも満たないです。『X JAPAN』ならまだイントロの最中ってくらいの時間ですね。
『ruins』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
魅力がすごいよ | 8 |
『ゲスの極み乙女。』メジャー1stアルバム『魅力がすごいよ』の8曲目に収録。
※『ruins』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
本作『ruins』、曲名は”廃墟”や”遺跡”という意味がある単語です。
1分にも満たない演奏時間からわかる通り、いわゆるインスト曲です。うん、インスト曲って言っていいんですよね?一応、”語り”が入ってるんで、ちょっと迷うんですが。
“語り”が耳につきますが、バックで鳴っているバンドサウンドはけっこうかっこいいです。早めのビートの上でギターとベースがリズムを刻みながらピアノがメロディーを奏でる…いいですねぇ。
何か、ちゃんとした曲のイントロなり間奏なりに使えばいいのにって思うくらいの完成度です。でも、当バンドはそんな素直な作り方をせず、”語り”を乗せてコンパクトにまとめてしまう…。
私は”もったいない”なぁと思ってしまいますが、それは私が凡人の感性を持っているが故なんでしょうね。
アルバムのインスト曲って、次の曲を盛り上げるためのつなぎ的存在で収録されるケースが多いと思いますが、本作『ruins』はこれ単体で成立している珍しい1曲です。ただ、このかっこいい演奏はちゃんとした1曲として聴かせてほしいなという気持ちにもさせられます。
そういう意味では、なかなか珍しい感想を持たせてくれる曲と言えそうです。
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『ruins』収録アルバムレビューリンク
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